2021年2月26日 13:00
私たちの声が政府にきちんと届くまで…「SAVE the CINEMA」映画という文化を守るために必要なこと
を立ち上げました。
政府に対しては、緊急支援を求める要望書を作成し、賛同を求める署名活動も行いました。最終的に、91,659筆もの署名が集まりました。
同じ時期にスタートしたミニシアター・エイド基金は、大規模なクラウドファンディングを行い、約1か月で3.3億円という寄付を得ることができました。
しかし、緊急事態宣言解除後もコロナの影響の長期化は避けられないと判断し、同じように活動を始めていた演劇関係者(演劇緊急支援プロジェクト)や、ライブハウス/クラブ関係者(SaveOurSpace)と三者共同で、昨年5月に「We Need Culture-文化芸術復興基金をつくろう-」(以下、WNC)というプロジェクトを立ち上げました。現在に至るまで、一緒に活動を行っています。
今年1月、2度目の緊急事態宣言が発令されました。STCやWNCでは、映画館を含む文化芸術団体が存続するために、政府や関係省庁に支援の陳情を行うなど、現在も活動を続けています。
コロナ禍でのミニシアターの現状と課題
――緊急事態宣言が延長されましたが、コロナ禍のミニシアターの現状と課題を教えてください。
今回の緊急事態宣言では、昨年とは違い、全国のミニシアターは営業しています。