くらし情報『私たちの声が政府にきちんと届くまで…「SAVE the CINEMA」映画という文化を守るために必要なこと』

2021年2月26日 13:00

私たちの声が政府にきちんと届くまで…「SAVE the CINEMA」映画という文化を守るために必要なこと

Photo by cinemacafe.net

シネマカフェ2月の特集は「ミニシアターの魅力」。【劇場の声を訊く】前編では新宿武蔵野館とシネクイントの方にお話を伺いましたが、後編はコロナ禍で閉館を余儀なくされる映画館、とりわけ存続の危機に直面している小規模映画館(ミニシアター)を救うべく始動した「SAVE the CINEMA」のメンバーでコミュニティシネマセンター事務局の小川茉侑さんにミニシアターの現状と課題、映画という文化を守るために必要なことを語っていただきました。

ミニシアターを救うため立ち上がった「SAVE the CINEMA」

――SAVE the CINEMAの取り組みについて教えてください。

昨年4月に緊急事態宣言が全国で発令され、日本中の映画館が休館することになりました。再開の目途が立たないなか、ミニシアターは閉館の瀬戸際に立たされました。

日本は、世界中の多様な映画を見ることができる、世界でも有数の映画(上映)大国です。

そして、全国のスクリーン数のほぼ9割をシネマコンプレックスが占めるという日本の状況の中で、この映画文化の多様性を支えているのは残り1割のミニシアターのスクリーンなのです。

このままではミニシアターは閉館してしまうのではないかと危機感を持った人たちが、所属や分野を超えて集まり、ミニシアターを救うため、SAVE the CINEMA(以下、STC)

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