くらし情報『私たちの声が政府にきちんと届くまで…「SAVE the CINEMA」映画という文化を守るために必要なこと』

2021年2月26日 13:00

私たちの声が政府にきちんと届くまで…「SAVE the CINEMA」映画という文化を守るために必要なこと

私は普段、全国のミニシアターや映画祭、自主上映団体等のネットワーク事業を行うコミュニティシネマセンターというところで働いているのですが、この支援によって、全国の上映イベント情報を紹介するサイト「Arthouse Press/藝術電影館通信」を立ち上げました。各地のミニシアターで行われたイベントを後日オンラインで配信するなど、様々な事情で出かけることが困難な人が映画館を「訪れる」可能性を広げるために、日々試行錯誤しています。今回を機に、ネット回線やオンライン中継のシステムを新しく整備したり、ポッドキャストなど新たな取り組みを始めたりしたミニシアターもいくつかあります。ミニシアターにとっても、オンライン環境をアップデートするいい機会になりました。

ミニシアター存続のためこれから必要なこと

――映画という文化を守るためにいま必要なこと・すべきことは何でしょうか?

緊急的な支援という意味では、持続化給付金のような直接的な給付が必要です。今後の文化のあり方を考えると、単発のイベント助成だけでなく、ミニシアターなど地域の文化芸術を担う団体に対する継続的な活動支援が絶対に必要となります。韓国やEU加盟国など海外では既に実施されていますし、日本でも実現できないはずはありません。

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