2009年11月30日 20:16
映画で感じてファッションの秋Vol.2 ルブタンを履く女『あなたは私の婿になる』
そして、元スーパーモデルで、現フランス大統領のサルコジ夫人、カーラ・ブルーニも愛用者の一人です。
さらに、映画界とのつながりはこんなところにも。2007年には、鬼才デヴィッド・リンチとコラボレーションを行い、カルティエ財団の回顧展のために“Fetish”と名づけられたシューズをデザイン。そのフェティシズム漂うシューズを、リンチがフォトグラフに収めるのですから、この上ないコラボです。
そんなルブタンのハイヒールを履く。これは、女性にとってひとつの“達成”ではないでしょうか。どんなにシンプルなブラックのパンプスでも、美しすぎる曲線と、真っ赤なアウトソールが、それはルブタンなのだと歩みを進めるたびに主張してしまう。ハイヒールを履くと、ただでさえ自然と背筋が伸び、不思議とワンランク上の女になったような気になるもの。
なんともマジカルなアイテムなのですが、それがルブタンだと気持ちがさらに高揚。魔法に輪をかけてくれるのです。
先日あるテレビ番組で言っていたのですが、ブランド物を身につけるとその高揚感からかストレスが減り、女性ホルモンの分泌が活発になるという研究結果があるそうで。“どうでもいい格好”で人前に出るよりもお洒落をした方が、自然と身が引き締まり、自信もみなぎるということらしく、ブランド物による“引き上げ効果”は実在するようです。