くらし情報『【インタビュー】ジョン・カビラ×宇垣美里、コロナ禍のアカデミー賞授賞式に“期待”「どんな魔法をかけてくれるか」』

2021年4月19日 07:45

【インタビュー】ジョン・カビラ×宇垣美里、コロナ禍のアカデミー賞授賞式に“期待”「どんな魔法をかけてくれるか」

見たいときに、何度でも見返せる利便性もありますし。一方で、私は映画館で映画を観るのが大好きなんです。やはり、あの没入感は自宅では得られませんから。

カビラ:本当ですよね!同感です。暗闇で感性を研ぎ澄ませて、作品と対峙する体験は何物にも代えがたい。チケットを買って…、まあ、今はスマホで予約の時代ですけど、劇場に足を運ぶことで、映画はもちろん、出演者や作り手と“チームメイト”になれる感覚こそが、映画館の醍醐味ですから。

――そういう意味で、コロナ禍では映画館で映画を鑑賞すること自体が、非常に貴重な機会となりました。

カビラ:本当にそんな1年でしたよね。
まだまだ先行きは不透明ですけど、もうエンターテインメントに対する渇望感は限界に来ています。不要不急っていったい何?って。心の潤いに、エンタメは絶対に必要不可欠なものですから。シアターがいかに貴重であり、必要であるか痛感しています。

宇垣:私もエンターテインメントを摂取するために生きていますから、実際に緊急事態宣言が明けて、映画館に行ったときは、どれだけ自分が“この感覚”を求めていたか、そのありがたみも含めて、思い知りましたね。同じ空間で、一緒に感動を共有できる人がいることが、どれだけ私のことを支えてくれていたか…。

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