くらし情報『中村倫也、ワケあり&癒しの珈琲屋と見事なシンクロ率「珈琲いかがでしょう」』

2021年5月3日 12:00

中村倫也、ワケあり&癒しの珈琲屋と見事なシンクロ率「珈琲いかがでしょう」

特に、永野芽郁がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で演じた、佐藤健演じる律の友人“マアくん”こと朝井正人役は強烈なインパクト。肩に子猫を乗せたセーター姿で登場し、微笑みだけで間を持たせる“マアくん”は中村さんの魅力を炸裂させることになった。

また、ディズニー実写映画『アラジン』のプレミアム吹替版をはじめ、のん主演『私をくいとめて』では主人公・みつ子の“心の拠り所“となる脳内相談役“A”を担当するなど、声の仕事にも定評があるだけに、その癒しボイスも“幸せを運ぶ”移動珈琲屋にハマっている。

中村さんが演じる青山のゆっくりと穏やかな口調と、柔らかな笑顔で悩める人たちのために丁寧に、誠実に珈琲を淹れていく所作はいちいち絵になり、画面からいまにも立ち上ってきそうな淹れ立て珈琲の香りも相まって観る者を心地よくさせていく。

かと思えば、第2話、山田杏奈演じる雅のピンチを助ける際には一瞬の殺気が宿り、第3話では金髪姿で暴れるシーンも。映画『孤狼の血』の血気盛んな若手ヤクザのダークさを彷彿とさせた。第4話でも、過去を知るゴンザ(一ノ瀬ワタル)に「あの青山が珈琲屋なんて」と言われるほど。

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