くらし情報『【インタビュー】小林勇貴監督が「酒癖50」に込めた想い「批判したいのは個人ではなく“社会”」』

2021年7月16日 07:45

【インタビュー】小林勇貴監督が「酒癖50」に込めた想い「批判したいのは個人ではなく“社会”」

で、これは当事者側ではない人間、男性である自分だから入れられる演出なのかなと思って敢えて盛り込んでいます。

第4話は撮影しては反省し、撮影しては反省しの繰り返しでしたが、今は撮れて良かったと思っています。“過激に作ってポイ”が一番嫌なので、少しでも何か問題提起が出来ていればいいなと思います。

――全6話のオムニバス形式ということですが、小林監督として第4話以外に思い入れが強いのは何話でしょうか。

第2話に道路を完全封鎖したカーチェイスを取り入れたんですが、自分の5、6年前のインタビューをたまたま読んでみたら「カーチェイスをやりたいです」って答えていたので念願が叶った作品になりました。実際に役者さんが運転してくれていて臨場感あるシーンになったと思います。

あとは全体を通して言えることですが、お酒に酔っ払っている姿を描こうと思えば酒瓶片手に楽しく盛り上がっている姿がイメージしやすいですが、それ以外でどうやってお酒を楽しく飲んでいる姿を見せられるか考え、いろんな要素を取り入れました。むしろ飲酒以外のシーンで演出やカメラワークを工夫していくことで飲酒シーンに繋がり、引き立つようにしました。

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