くらし情報『「ウエストワールド」リサ・ジョイ監督が尽力した「次元が違う」記憶の見せ方『レミニセンス』』

2021年9月17日 17:30

「ウエストワールド」リサ・ジョイ監督が尽力した「次元が違う」記憶の見せ方『レミニセンス』

Photo by cinemacafe.net


壮大な宇宙世界に息を飲む『インターステラー』、知的好奇心を刺激する『TENET テネット』、近未来のリアリティに圧倒される海外ドラマ「ウエストワールド」…。そんな心躍る体験を与えてくれる、新時代のSFエンターテインメントの数々。

2021年日本に上陸するのは、ジョナサン・ノーランとともに「ウエストワールド」のクリエイターとして一躍脚光を浴びた女性監督リサ・ジョイの劇場長編映画デビュー作『レミニセンス』だ。観る者は、人の記憶に潜入(レミニセンス)し、記憶を360度の空間で再現する斬新な設定と、<膨大な記憶>×<再現される空間>がもたらす圧巻の映像トリックに翻弄される。リサ・ジョイ監督が本作で尽力した“記憶”や近未来の世界の視覚化について語ってくれた。

記憶とは「一番原始的なタイムトラベル」

「私はかなり前からこの“記憶”というものをテーマにすることにとりつかれていて、たくさんのSF作品を書いてはきたけど、記憶というものは一番原始的なタイムトラベルの手法だし、いつの時代でもどこでも記憶の中であれば自分で好きにタイムトラベルができます。それが私をとても惹きつけたのです」と語る。

さらに、「私が長女を妊娠中に私の祖父が亡くなったんだけど、祖父が住んでいた家にはゴールドのプレートに『スキ・リン』と書いたプレートを飾っていて、以前からその意味を聞いていたんだけど祖父はただ『この名前が好きなんだ』とだけ言っていて。

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