くらし情報『「ウエストワールド」リサ・ジョイ監督が尽力した「次元が違う」記憶の見せ方『レミニセンス』』

2021年9月17日 17:30

「ウエストワールド」リサ・ジョイ監督が尽力した「次元が違う」記憶の見せ方『レミニセンス』



過去と記憶を軸にストーリーが展開する本作。ヒュー演じる記憶潜入エージェントのニックはある装置を使って依頼人の記憶にアクセスし、その結果を3D映像にして再生する。それだけに、蘇る記憶をどう視覚化するかがジョイ監督たちの最大の課題となった。

「ウエストワールド」リサ・ジョイ監督が尽力した「次元が違う」記憶の見せ方『レミニセンス』

そこでジョイ監督たちは記憶の内容を再現するべく、通称“ホロメッシュ”と呼ばれる独自の映像マジックを開発した。「我々の仕事はホログラムのような映像効果を用意することでした」と語るのは、視覚効果監修のブルース・ジョーンズ。「そうすれば、キャストはリアルタイムで立体映像と“共演”できるし、正確に視線を合わせることができます」。


「ウエストワールド」リサ・ジョイ監督が尽力した「次元が違う」記憶の見せ方『レミニセンス』

ジョイ監督は「温かみのある、アナログ映像が欲しかった」と、極力CGIを避けた理由を語る。「そうでないと、キャストは音声だけを頼りに装置の前で演技をしなくてはいけません。撮影現場に実物の映像があれば、キャストは演技がしやすくなるし、シーンに迫力が出ると思ったんです。ただ、撮影監督のポール(・キャメロン)には大変な手間をかけてしまいました」と明かす。

「ウエストワールド」リサ・ジョイ監督が尽力した「次元が違う」記憶の見せ方『レミニセンス』

「私のプランを実現するには記憶の映像だけを先に撮っておく必要があったんです。

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