2022年1月18日 18:30
【ネタバレあり】『ユンヒへ』小樽は“暖かな色合い”に…ぬくもりが溢れる世界観の裏側
イム・デヒョン監督と福島氏は、この運河を「どうにかして、暖色のイルミネーションに変えたい」と考え、韓国から膨大な量の照明を取り寄せた。そして、そのシーンの撮影当日、猛吹雪に襲われる中で運河にイルミネーションを施す作業が始まった。
長さ400mにも及ぶ運河の装飾であったが、施工当日は韓国、日本のほかのセクションのスタッフまで自主的に運河に集まり、スタッフ総出で運河全体に暖色系のイルミネーションを施したそう。「悪天候の中大変な作業ではありましたが、スタッフ皆の運河のシーン作りへの想いを改めて強く感じた、非常に心に残る光景でした」と福島氏は語っている。
『ユンヒへ』はシネマート新宿ほか全国にて公開中。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
ユンヒへ 2022年1月7日よりシネマート新宿ほか全国にて公開
©2019 FILM RUN and LITTLE BIG PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
女性たちの映画史にアプローチ「ウィメンズ・ムービー・ブレックファスト」刊行