【沖縄国際映画祭】黒沢かずこ主演『クロサワ映画』2冠! 即興の歌で喜び表現
テレビジョンを買って部屋でテレビを見ていました。まちゃまちゃさんと2日間も飲めました」。会場から温かい拍手が送られた。
ゴールデンシーサー賞の発表でキム氏から『クロサワ映画』と読み上げられると、さらに驚いた様子で千鳥足になって壇上に。顔をゆがめて涙をにじませ「演技やって良かったなと。人にこんなに見られたことがない。何を言っていいか分からない…」と動揺。司会の今田耕司から「歌で表現してもらいましょう」と助け船を出されると「OH!Thank you恥ずかしくて目が開けられない〜」と即興で歌ってみせた。
本作は、初めて恋をした女芸人・黒沢かずこの姿を通じ、女芸人の悲喜こもごもを描くドキュメンタリー風ドラマ。キム氏から「女芸人の孤独と愛、友情をユニークにリアルに独創的に描かれて素晴らしい」と寸評が述べられる間、何度も顔をゆがめてうなずき、最後に頭を深々と下げた。
「Peace部門」海人賞グランプリはインド映画『RAB NE BANA DI JODI』(原題)。同映画祭実行委員会の委員長を務める吉本興業の大崎洋社長は「ブスが泣くと美人よりリアリティがある」と“笑撃”の祝福。同映画祭については「オープニング・セレモニーで100年続けると言ってしまいましたが、語呂がいいのでつい(口から)