くらし情報『【ネタバレあり】『ブレット・トレイン』新幹線=“動く密室”に大集結、不運なレディバグと因縁深い奴らに注目』

2022年9月10日 11:15

【ネタバレあり】『ブレット・トレイン』新幹線=“動く密室”に大集結、不運なレディバグと因縁深い奴らに注目

Photo by cinemacafe.net


「豪華な俳優さんたちが活き活きと暴れていることに興奮しました!」本作の原作となったベストセラー小説を書いた伊坂幸太郎は、こう語っている。

原作タイトルは「マリアビートル」だが、ド派手なエンタメアクション超大作となった映画は英訳版小説と同じ『ブレット・トレイン』(BULLET TRAIN:弾丸列車)と名付けられた。

東京から京都までの新幹線「ゆかり号」に、てんとう虫=レディバグという名のとことん運のない殺し屋が乗り込んだことで物語が展開。伊坂作品の醍醐味である、緻密かつ圧倒的な筆致で新幹線という限られた空間の中に1つの世界が広がり終着駅へと収束していくように、ブラッド・ピットと『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督が手掛けた本作も、“そことそこが、そう繋がってくるの!?”と驚く人間関係と想定外の事態が次々と巻き起こっていく。

韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』がゾンビと人間のエゴの恐怖を増幅させたように、時速350km、京都まで約120分、弾丸のように直進する“動く密室”「ゆかり号」では因縁による復讐が連鎖する。そこに不運にも乗り合わせてしまったレディバグと殺し屋たちの相関関係に着目した。

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