2022年10月18日 12:50
【ネタバレあり】「シスターズ」“ながら見”させない!? 怒涛のサスペンスを紐解く8つのキーワード
「“MIP”:世界一重要な人」なんて初めて言われ、まるで映画『プリティ・ウーマン』のように至れり尽くせりだったインジュが、サンアの筋書きで“どん底に突き落とされるか”と思いきや、インギョンがパク・ジェサンに裏帳簿を渡して何とか交渉成立。さらに、実は生きていたファヨンが追われて事故に遭ったインジュを「お金持ちになるんでしょ、起きて」と奮い立たせ、サンアの魔の手からインジュを守っていた。こうしたシンガポールのシーンは現地ロケが行われただけあり、豪華絢爛な雰囲気もたっぷり味わえる。
4:インギョンが探る「ポベ貯蓄銀行」事件
パク・ジェサンは4年前、ごく普通の市民3万人の預金4,000億ウォンが倒産によって“消えた”ポベ貯蓄銀行事件で銀行側の弁護士団の1人だった。当時、新人記者だったインギョンが初めて取材した事件であり、頭取キム・ダルスをはじめ4人の関係者が自殺したことで、その内の1,400億ウォンの行方が分からなくなっていた。
その被害者の中に、ファヨン先輩の母もいた。ファヨンはオーキッド建設の前身ウォルリョン建設時代から横領を手伝いながら貯めた2,000万ウォンを母に譲ったが、母はすべてポベ貯蓄銀行に預けていた。