くらし情報『『猫たちのアパートメント』監督からメッセージ「不幸な存在としては描きません」』

2022年12月21日 16:40

『猫たちのアパートメント』監督からメッセージ「不幸な存在としては描きません」

と、団地の猫たちと猫たちを救おうとした人間たちの映画だと語る。

『猫たちのアパートメント』監督からメッセージ「不幸な存在としては描きません」

その中心となったのは、団地に住むイラストレーターや作家、写真家などの女性たちが活動する「遁村(トゥンチョン)団地猫の幸せ移住計画クラブ」(略称「トゥンチョン猫の会」)。住民の様々な意見を聞く会を催し、猫たちの顔を見分けるために写真を撮り、イラストを描いてパンフレットを作る。猫たちを再開発地域から安全な場所に移住させる。

そんなささやかな営みから、猫という存在を通して、私たちが暮らす街や社会の矛盾や変化、未来へのヒントが見えてくる。猫を人間の対等なパートナーとして位置づけることで、都市の生態系、アニマルライツ、環境などへの様々な考え方に目を向けさせる作品ともなっている。


『猫たちのアパートメント』監督からメッセージ「不幸な存在としては描きません」

『猫たちのアパートメント』は12月23日(金)よりユーロスペース、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)

■関連作品:
猫たちのアパートメント 2022年12月23日よりユーロスペース、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
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