2023年4月22日 12:35
“見たかった”坂口健太郎の『サイド バイ サイド』&2クール連続ドラマ主演までの軌跡
坂口健太郎は、どんな役が似合うだろう?偏屈で理屈っぽく自己完結しがちな医師。正義感にあふれ真相を追い続ける刑事。クールでつかみどころのないモテ男。もしくは本音を見せない潔癖症のサラリーマン…。
どんな役柄であっても、その仕草や繊細な表情、視線につい引き込まれてしまうが、最新主演映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』では柔和で温かく、親しみやすく、それでいて、いまにも消えてしまいそうに儚い神秘的な雰囲気を醸し出す青年を演じており、ファンが“見たかった坂口健太郎”といわれている。
また、この4月からは日本テレビ系の土曜ドラマ、7月からは同・日曜ドラマと2クール連続でドラマ主演を務めることが決定しており、“見たかったさまざまな坂口健太郎”に出会えそうだ。
坂口健太郎だけが醸す、柔らかさと儚さ
『サイド バイ サイド』=隣同士で/一緒に、というタイトルの本作では、愛する恋人とその娘と猫と、穏やかで愛らしい生活を送る主人公・未山を演じている。美術・装飾スタッフ出身の伊藤ちひろ監督がオリジナル脚本を書き下ろした本作は、部屋の空間や陽光などに伊藤監督の感性が宿る映像世界が坂口さんの醸す空気感にマッチ。