くらし情報『【インタビュー】シュー・グァンハン&藤井道人監督「ボーダーを取り払って作った」新たな挑戦』

2024年5月2日 07:45

【インタビュー】シュー・グァンハン&藤井道人監督「ボーダーを取り払って作った」新たな挑戦

かわいかったです(笑)

【インタビュー】シュー・グァンハン&藤井道人監督「ボーダーを取り払って作った」新たな挑戦

――あらかじめイメージを持たず、新鮮な気持ちで撮影に臨まれたのですね。

藤井:僕は「決めつけない」「定義付けない」ということを大事にしているんです。ビジュアルのイメージや僕自身が求めているものはありますけど、ジミーの心の部分は、僕が持っているものより、グァンハンが持っているものを見せてほしいと思いました。

監督「スタッフは、表現者たちが集まっているという認識」

――グァンハンさんが演じるのは、36歳で情熱を傾けてきた仕事と人生の目標を失った主人公ジミー。18年前に日本からやってきたバックパッカーの女性アミとの初恋の記憶をたどり、日本の彼女の故郷を訪ねる旅に出ます。驚いたのは、18歳と36歳のジミーが全く別人に見えること。演出の面で、違いが出るように工夫されたことはありましたか?

藤井:ありました。グァンハン自身の年齢は、大人になったジミーの方が近いので、18歳のジミーのシーンは、お互い共通認識を持つことが必要だと思っていました。
18歳のシーンでは“恥ずかしいことも愛しい経験なんだよ”というメッセージが必要で、18歳のジミーがかっこよく見えたら、この映画は失敗だと思っていたんです。

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