【映画お仕事図鑑 番外編】秋の洋画宣伝担当者座談会! 社の垣根を越えて4人の宣伝担当が語り合う【後編】
ネットミームで「This Man(ディス マン)」という多くの人の夢に出てくる男の都市伝説があるんですよね。
奥村「世にも奇妙な物語」にも同じような話がありましたね。宣伝として、そこまで特別なことは仕掛けてはないんですけど、ひとつだけ、この作品を担当することが決まった時から、“夢”の映画ということでやりたいと思っていた施策がありまして…(笑)。
青木これは全部持っていきますね…(笑)。
奥村“夢”コラボはしたいなと思っていて、オピニオンに関しても、ゆめっち(3時のヒロイン)や平山夢明さんにもお願いしています。
青木「特別な仕掛けはしない」と言いつつ、しっかり仕込んでいますね(笑)。
奥村作品そのものの面白さ、正当な部分は担保しつつ、こういう企画ものも入れ込んでいろんな角度で作品を訴求できればと考えています。
サーティースリー・奥村(『ドリーム・シナリオ』宣伝担当)
青木勉強になります!!(笑)。
奥村ビジュアルに関しても、ティザーはニコラス・ケイジを前面に出して「この男を夢で見ませんでしたか?」という設定を押し出し、別のチラシでは、炎上して堕ちていくポールを見せるという見せ方をしています。