2011年1月11日 20:34
『ギャングスタ』崎本大海インタビュー 人生初の殴り合いから得た発見
そういう部分も含めて面白いな、と思いましたね。個人的に、男くさい役…それこそ不良の役とかやりたいな、と思ってた頃でもあったんで。演じる上では、虚勢張っている銀二と、ヘタレでどうしようもない銀二、それからその虚勢がはがれてきて、自然体でいられるようになってくる銀二というのを演じ分けることを意識してたんですが、現場に入って久保田くんと一緒にいるうちに、自然に役が自分の中に入ってきた感じですね」。
ちなみに、崎本さんは殴り合いの喧嘩をした経験は…?
「一回もないです!まあ小学生のときに同級生と喧嘩になることはありましたけど、小学生じゃ殴り合うまではいかないでしょ?高校のときも真面目でしたから(笑)」。
初めての殴り合いがこの映画。かなり激しい“初体験”となったが、崎本さん曰く「殴ったことより殴られたシーンの方が印象深い」とか。
「まあ銀二が殴るシーンが多くないというのもあるんですが。でもやっぱり、殴られる瞬間の方がアドレナリンが出ますよ。
殴る方は血が上りつつも『抑えなきゃ』という気持ちが強い。逆にやられる方はどんなにやられてもかまわないという気持ちなんで、思い切りやられることができるんです(笑)。