くらし情報『本田圭佑の新生代表初ゴールを導いた、内田篤人がドイツで磨いた"武器"』

2014年11月27日 09:00

本田圭佑の新生代表初ゴールを導いた、内田篤人がドイツで磨いた"武器"

○弱音や言い訳とは無縁の「戦う男」

今年2月に大けがを負った右ひざには、慢性的な痛みを抱えている。懸命のリハビリでワールドカップに間に合わせ、3試合すべてにフル出場した反動も出ているのだろう。

代表合宿中は毎晩、トレーナーからケアを施されていた。それでも、いざピッチに立てば弱音や言い訳とは一切無縁の「戦う男」に豹変(ひょうへん)する。

「監督からは『無理だと思ったらサインを出してくれ』と言われていたけど、僕は(サインを)出そうとは思っていなかったので」。

ハビエル・アギーレ監督は、戦術的な指示をほとんど出さない。「ヒントは与えるが、それをピッチの上で発展させるのは選手たちだ」というスタンスには、懐疑的な視線すら向けられている。しかし、初めてアギーレ流の下でプレーした内田は戸惑うどころか、水を得た魚のように生き生きと動きまわった。


「ベンチからの指示があまりなかったので、自由にやった。細かい指示はないし、自分たちで考えてやっちゃっていいのかなと思って」。

○輝きを放った本田圭佑とのコンビネーション

胸中に秘められた「闘志」と並ぶ内田の"武器"は、右ウイングに配された本田圭佑(ACミラン)

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