くらし情報『エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (297) 幸楽苑、吉野家にアベノミクス。トレンドが変わる期間限定0.2』

2014年12月16日 10:00

エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (297) 幸楽苑、吉野家にアベノミクス。トレンドが変わる期間限定0.2

は経営悪化を招くだけだからです。

すでに外食産業は「インフレ」に舵を切っています。「吉野家」は2年前から特売を止めており、「すき家」も並盛りを値上げ。

幸楽苑は来春を目処に最低価格500円台を目指すと報じられ、苦戦が続くマクドナルドも、高級化路線にチャレンジしています。

時代は確実に変化しており、デフレ時代の常識は通用しなくなりつつあります。それは国家経営においても同じです。

繰り返しになりますが、インフレとは相対的にお金の価値が下がる状態を意味します。つまり年率2%のインフレが実現すれば、毎年「借入額」という「負のお金」の価値も2%減ります。
つまり「借金が減る」ということです。

国の借金を1000兆円とすれば、この2%は20兆円です。為政者にとって、インフレは何かと都合が良いのです。実績はともかく、歴代政権が「脱デフレ」を目指した理由です。

そして個人にも「住宅ローン」が目減りするという恩恵が待っています。実は「借金も財産のうち」という俗諺は、インフレだった昭和時代に生まれたものです。

余談ながら、いまだ「デフレ」のまっただ中にいるのが「ミスタードーナツ」。隔週ぐらいの割合で提供される「100円ドーナッツ」

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