2014年12月16日 15:00
不可能と思われた『星の王子さま』映画化への挑戦 - 『リトルプリンス』マーク・オズボーン監督&キャラクター監修・四角氏
監督:『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の時に、新天地が開けた感じでした。今回ストップモーションでトップを務めている人は、『ナイトメアー~』でやっていた人なんです。でも最初はみんな、ストップモーションとCGの融合なんてできるわけないだろうって感じで、疑問に思っていたんです。でも、試みが成功したわけです。
――監督がこの作品の中で一番美しいと感じているシーンはどこですか?
監督:飛行士の家、庭はとても美しいです。いろんなものがあって。隣の無機質な女の子の家とはまったく違う世界で、女の子にとって、あの家に行くことがどんなに衝撃だったか。
――お2人とも宮崎駿作品に影響を受けているとのことですが、宮崎アニメとの出会いを教えてください。
四角:僕は『風の谷のナウシカ』が最初です。感動したというか、頭をガーンと殴られた感じでした。そこからアニメ作品を見るようになったんです。もともと、『ルパン三世 カリオストロの城』が大好きなんですけど、最初は宮崎さんが監督したって知らなかったんです。あと、『未来少年コナン』も大ファンなんですが、それも実は宮崎さんがやられてたという。知らず知らずのうちに宮崎さんの影響を受けていましたね。