「3年も働きません!」 (7) 嘉島唯さんへのインタビュー(前)「憧れた職種で働けたらどれだけ幸せだろう」
髪の毛をひっつめにするのが嫌で、結えない長さのおかっぱにしたのを覚えています。
――ここでは記載できませんが大手企業でお勤めだったとか。底冷えの氷河期世代としてはとても優秀だと思うのですが、なぜ離職されたのでしょう
時代の最先端を行くメディア系の仕事につきたいとは思っていたものの、就職活動時点で私には明確な『やりたいこと』がありませんでした。幸運なことに複数の企業から内定をいただいたのですが、その中で最も「最先端」かつ「メディアに近そう」な通信業界を選びました。
――少し脱線しますが、後輩に教えるとして、就活のアドバイスなどあれば、お願いします
自分自身を売り込むのではなく、自分のプレゼンテーションを売り込むと考えればいいと思います。かなり極端ですが、自分の人間性よりも単に「どれだけ利益をもたらせそうか」をプレゼンしているだけ。
落とされてしまうのは、自分のプレゼンミスなだけ。そう考えると気が楽になりますし、課題や修正点を考えられます。
――ありがとうございます。話を戻して、嘉島さんはなぜメディア系を志望されたのでしょう
大学4年生にジャーナリストの津田大介さんジャーナリストのもとでインターンのようなことをさせてもらい、そこではじめて「Web」