Official髭男dism、「Pretender」ヒットは予想外 『コンフィデンスマンJP』凄さとは
そういった意味で、それだけではないけれど、入っているところはあります。
――そういう点が、様々な人の共感を呼んだのかもしれませんね。
藤原:「きっとみんなが共感してくれるだろう」というより、「この名前のつけがたい心の動きを描けたら」と思ってはいたので、ここまで共感いただけたことには、びっくりしました。
○■『コンフィデンスマンJP』魅力は?
――『コンフィデンスマンJP』ドラマ版、『ロマンス編』ときて、『プリンセス編』で3度目のタッグとなりましたが、メンバーの皆さんにとってはどんな存在になりましたか?
藤原:よくチーム内でも話しているんですけど、最初が月9なんですよね。月9のドラマと言ったら、きっと政治があるんじゃないかな、と思うじゃないですか。いろいろな大人がいて、「このバンドはどう?」「このアーティストはどうでしょう」という話もあったでしょうに、チームの方が自分たちの耳を指針にして音楽のオファーをくださったという第一歩がめちゃくちゃ光栄だったし、とにかく良い作品にしようとされていることが伝わってきました。それは3回目のタッグになっても変わらないどころか、さらに深くなっていくように感じたので、自分たちもバンドとして歌で応えていきたいという思いがありました。