くらし情報『バイク川崎バイク、鮮烈な小説家デビュー! 自粛期間をプラスに変えた制作秘話』

バイク川崎バイク、鮮烈な小説家デビュー! 自粛期間をプラスに変えた制作秘話

ミステリーも好きなので、叙述トリックなども使っています。また、できるだけ人の名前は、ありきたりな名字を避けたりもしました。たとえば、「山口」などよくある苗字にしちゃうと、山口さんが読みにくくなるかなと。とはいえ、女の子の名前は「真由美」とか普通の名前だったりもするので、一概には言えませんが。

――コロナ禍での自粛期間があったからこそ、毎日小説が書けたのでしょうか?

それは間違いないです。さすがに仕事をしながら毎日書くのは難しいので。「B、K、B!」とかやっていたら疲れますし、ネタもハーハー言いながら書いてます。でも、自粛中はずっと家にいて、体力も有り余っていたし、寝る時間もありましたから。


――芸人仲間の方から、タイトルだけを振られ、そこから物語を作った回もありましたが、与えられたお題から作るほうが書きやすいのでしょうか?

僕はそうです。0から1にするよりも、お題があって、そこから連想して作るほうが書きやすいです。

――すごくリアルなストーリーからファンタジーまで、作品の発想はどこから来ますか? 例えばご自身の実体験を生かしたものなどもありますか?

あります。単独ライブは毎年真面目にやってきたので、コントのネタのストックがありますし、知り合いから聞いた話を書いたりもします。

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