2015年1月15日 08:00
アラフォーで結婚する2人へ (8) アラフォー出産、自分たちの老後資金を優先するなんて冷たい親!?
お父さんとお母さんは結婚が遅かったので、その分お金のやりくりに工夫が必要なのだと伝えましょう。子どもの性格や能力についても日頃から把握し、一方的に親の事情を押し付けるのではなく、子どもの気持ちや進学の希望にも耳を傾ける必要があります。コストパフォーマンスの高い教育費のかけ方を親子で模索したいものです。
奨学金という借金を抱えて社会に出るのは大変な重荷です。このことを肝に銘じ、なるべくそうならないように、早めに工夫していくことですね。しかし、どうしようもないときは、進学のために整えられた制度を活用して、より納得のいく職業に就けるようしっかり勉強する。職業が細分化され、専門的な技能や知識が必要な時代ですから、高等教育機関で学ぶことは、きっと子どもの将来に役立つはずです。
貯め上手な人から、なかなかお金が貯まらない人まで、たくさんの人を取材しましたが、お金をしっかり貯めている人の中には、奨学金を借りていた人が実はけっこう多いのです。
「学生時代、みんなが楽しそうに遊んでいるときには節約し、社会人になったばかりでまだ給料が少ない中から返済するのは大変でした。1日も早く返して、お金を貯めたいと思っていました。