くらし情報『アラフォーで結婚する2人へ (8) アラフォー出産、自分たちの老後資金を優先するなんて冷たい親!?』

2015年1月15日 08:00

アラフォーで結婚する2人へ (8) アラフォー出産、自分たちの老後資金を優先するなんて冷たい親!?

には、妻60歳、夫63歳です。一浪したり、大学院まで行ったりすると、夫はもう60代半ばです。教育費のピークが過ぎてからでは、老後資金を貯める時間がありません。

アラフォー結婚の場合、教育費と老後資金は並行して貯めていく、また選択する金融商品は、どちらにも使えるものにするべきです。教育費と老後資金で口座や金融商品を分けてもいいけど、ひとつの袋に貯める感覚でかまいません。なぜなら、いくらをどちらに使うかは、その時になって判断することになるからです。

貯める先としては、現在、金利は低いものの元本を確実に貯めていける定期預金での積立は必須。これに加えて個人向け国債の変動10年ものなどが候補となります。
個人向け国債の変動10年ものは、半年ごとに金利が変更されますから、預け替えをしなくてもその時々の金利で利子がつきます。ただし複利運用にならないのがデメリット。それでも都市銀行などの定期預金よりは高い金利が期待できます。投資信託を組み込む場合は、全体の中での比率を抑え、信託報酬が安くて値動きの安定したバランス型などを選びます。

第3回でも書いた通り、アラフォー結婚では共働きは当たり前です。2人で協力して順調に貯蓄の総額を増やせれば、教育費と老後資金の準備という2つのハードルをほぼ同時に越えることができるでしょう。

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