くらし情報『キャリアななめ斬り! (41) 「専門性」をかけ算で考えた方がいい理由』

2015年1月15日 08:00

キャリアななめ斬り! (41) 「専門性」をかけ算で考えた方がいい理由

そして、最初の2つはあまりかけ離れていない方がいいが、3つめの「◯◯」は、前2つとは少し切り口が異なる方が良いと思う。仮に3つとも分野が近いと、外への広がりが狭くなり過ぎるからだ。

マーケティング業界で例える。

「PR」が得意な人は大勢いる。「広告」を専門とする人も多く世の中にはいる。では、この両方に秀でた人となると、これは意外と少なくなる。

あるいは「インターネット」に詳しい人は多い。「マスメディア」に強いプランナーなども比較的多い。
では、ネットとマスメディアの両方に精通する若手プランナーとなると、急に層が薄くなる。

もっとも、世間一般的には「PR」も「広告」も、大した違いはない。「インターネット」と「マスメディア」にもそれほど違いはないものと思われるだろう。どちらも広義の「コミュニケーション」「マーケティング」であり、限られた業界でもある。この2つだけだと、「業界」を離れてしまうと使えない「専門性」になってしまうこともある。

ここに3つ目の少し異なる視点が加わると面白い。

例えば…

「広報」×「広告」×「データベース」

となると、「デジタル」「IT」の世界にも自分の「専門性」

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