2015年1月29日 08:00
陰口は損!「本人に感謝」「周囲に褒め」で快適会社生活
必要なのは「ストレスの根源をそもそも減らすこと」です。ここで提案したいのが「感謝」と「褒め」になります。
○「感謝」されて嬉しくない人はいない
「感謝」する対象は、必ず本人です。
まれに「いつもアイツにはぶっきらぼうにしているけど、本当は感謝してんだ……」などと本人以外の人に謎のロマンチシズムを垂れる人がいますが、自分が気持ちよくなっているだけです。確実に「アイツ」はその人を嫌っています。感謝は本人に向けて行うからこそ奏功します。
些細なことでも何かをしてもらったとき、「ありがとう(ございます)」と言うだけで結構です。口癖くらいのつもりで言ってください。
感謝とは相手の存在や行動を肯定する行為ですから、よほど人間性がねじれている人以外、感謝されて嬉しくない人はいません。「人を嬉しくさせられる」ことは、人柄の評価に直結します。
○本人がいないところでの「褒め」は本人まで届く
「褒め」は、基本的には本人以外の、周囲の人に対して行うべきです。
というのは、褒めるという行為は「相手を嬉しくさせる行為」としてはあまりに直接的で、必ずしも素直に受け取られるとは限らないからです(直接的に持ち上げられることが好きな人もいますが)。