以前からMicrosoft Researchは、遠隔地同士のコミュニケーションシステムをさまざまな角度から研究しているが、ViiBoardはビデオカメラと音声、そして共有するホワイトボードをインターネット経由で相互的につなげて、リアルタイムコミュニケーションを実現するというもの。こちらは会場でデモンストレーションを披露したので、下図をご覧頂きたい。
最後は「Sway」だ。2014年後半にMicrosoftが発表したOfficeスイートの1つだが、こちらもMicrosoft Research出身。会場ではベータテスト中のWeb版だけではなく、開発途中のiPhone版を使ってSwayの機能を紹介した。Swayは撮影した画像や思い浮かんだテキストといった内容を組み合わせ、独自のデザインエンジンを介した1つのコンテンツを生み出すツールである。
会場では日本マイクロソフトの開発担当者である鵜飼佑氏が登壇し、同社広報チームが作ったコンテンツや、即興で作成したコンテンツを披露した。一昔前はユーザーが発する情報はWebページというのがお決まりの流れだったが、現在は動画をはじめ多様な選択肢が存在する。