とある関係者は「(Microsoft/日本マイクロソフトは)どこへ向かうのか?」と、先の発表を聞いた時の感想を筆者に語っていた。
近年のMicrosoft/日本マイクロソフトは、過去のいわば"帝国的"な発想で突き進んできた同社を知るユーザーとして、違和感どころか、"異なる企業ではないか?"と首をかしげるようなアクションを次々と打ち出している。Gates氏、Steven Ballmer氏、そしてNadella氏、CEOが変わることでこれほど企業の姿勢が変化するのは米国的とは理解しつつも、「モバイルファースト、クラウドファースト」や、IoT(Internet of Things)の具現化など、現状を踏まえると素直に納得できるだろう。
最後に加治佐氏は、リアルタイム翻訳を実現した「Skype Translator」を引き合いに出し、「2015年中に日本語版をリリースできる」と述べている。パーソナルアシスタントシステムのCortana(コルタナ)しかり、同システムを搭載するWindows 10しかり、Microsoft/日本マイクロソフトは2015年もIT業界の中心に位置しそうだ。
阿久津良和(Cactus)
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