2015年2月12日 11:56
人に聞けない相続の話 (1) 「うちには大した財産はないから相続は関係ない」は本当か?
また、税理士・弁護士・司法書士などの専門家に相談すればよい事はわかっていても、どの専門家が親切に答えてくれるのかわからなかったり、相談料が不安だったりで、実際に専門家に相談に訪れる方は少ないのが現実です。
この大きく3つの事が原因で、実際に対策が進まないのが相続です。
結果、何も対策されないまま相続が始まり、争族になり家族が壊れてしまう事が少なくありません。
しかし、戦後の日本を支えた私たち両親の世代の方々は、何のために自分を犠牲にして24時間365日働いていたのでしょうか?
お金のため・名誉のため、もちろんあったと思います。しかし、究極的には「家族のため」に働いていたと思います。家族のために自分を犠牲にして働いて築いた財産を巡って、自分の家族が壊れてしまったら、その人の人生は台無しになってしまいます。
そんな不幸を減らすためには、どんな準備をしていけばよいで良いでしょうか?
相続が円満で終わるケースは、
「家やお墓を守る役割がある子供は、引き継ぐ財産も責任も大きい。家やお墓を守る責任がない子供は、引き継ぐ財産は少ない。
それは役割が違うから仕方のない事。しかし、親の愛情は、兄弟姉妹すべてに平等。