上白石萌音「“自信がない”が取り柄」だからこそ努力! 愛され女優の素顔
と明かした。
役をつかむには「恥を捨てる」ことが大事だったようで、「(自然に)テンションが上がるのではなく、テンションを上げるのが恥ずかしくて。でも、それを言っていたら始まらないので、スタッフさんと仲良くなって、全部さらけ出すように後先考えずやりました」と語った。
また、「バカになる!」ということも意識。これは、舞台『組曲虐殺』(2019)に出演した際、先輩女優の神野三鈴から教わったそうで、「しんどくなって壊れて叫ぶシーンがどうしてもできなくて、三鈴さんに『萌音、バカになれ!』と言われ、『あー!』って変な声を出す発声練習を教えてもらって毎日やっていたら、そのシーンができるようになったんです」と明かし、「自分で『出た!』と思っても、そう思えている時点でできていない。それもわからないくらいになるには、すべてを放り投げるしかないんだなと感じました」と振り返った。
舞台で学んだ「バカになる!」を生かし、ポピー役で限界突破。「殻を破るとキャラクターが輝きを放つし、人を巻き込めるんだなと。
突き抜けるってすごくエネルギーがいるけど、その分、影響力もあるんだなと感じました」
●音楽は「生まれたときから大切で欠かせないもの」