当然ですよね。つまり、出産回数には限度があるのです。といっても、産後すぐの妊娠を繰り返すことは、身体へのダメージ、子育ての充実といった観点から現実的ではありません。また、様々な人の子を次々に妊娠することも難しいです。
ですから、「本当にこの人と繁殖して子孫を残してもいいのだろうか」という判断が冷静です。そこが、いわゆる「すぐにベッドに行きたがる男性とそうではない女性」という構図を生み出します。
男性の場合、自分が妊娠するわけではないですから、より多くの子孫を残したいと「質より量」を考えるわけです。反対に、女性はその機会に限度があるわけですから質を優先しますよね。
なので女性は、冷静に繁殖のパートナーを見極めます。そして、妊娠・出産するのですが、当然その間の面倒はパートナーにみてもらいたいわけです。もし、パートナーが浮気ばかりするような人なら、自分自身や子どもを守ってくれませんよね。そこで、自分のパートナーが、別の女性に気をもたないように束縛が激しくなったりするわけなのです。
つまり、女性が結婚後に強くなったというのは、図太くなったわけではなく、自分や子どもを守る存在、つまり夫がどこにも行かないでほしいという思いのあらわれなのではないでしょうか。