2015年2月23日 12:05
ソフトバンクとベネッセがタッグを組んだ「Classi」って何?
どうも生徒がYouTubeなどの動画のリッチコンテンツに慣れているため、動画配信などを行い、授業に集中させるためのアイキャッチとして活用しているようです」(加藤氏)
○Classiは子供の後押し、そして元気な先生の後押しに繋げたい
Classiが目指す場所は、「生徒のちょっと見えにくかったものが先生に見えるように」というコンセプトだと加藤氏は語る。
「生徒は勉強をどうすればいいのかわからないし、私達も経験していると思いますが、とにかく"楽しくない"。そこを解決してあげたいんです。
子供たちに話を聞くとシンプルな応えが返ってきます。
『わからなかったことがわかるようになった』
『出来なかったことが出来るようになった』
これだけで勉強に喜びを感じるんです。小さな躓きをなくしていくことが、子供たちの成長に繋がる。そこを少しずつ気付けるように、先生たちの手元でわかるようにすることが大事なんです。
もちろん、Classiはこれからのサービスであり、課題もあります。
ベネッセさんの豊富なコンテンツがあるとはいえ、学習全般を考えるとまだまだ足りない。その上、学校のインフラ整備も進んでいないため、ICT環境が整っている学校は殆ど無いといっても過言ではありません。