2015年2月23日 12:05
ソフトバンクとベネッセがタッグを組んだ「Classi」って何?
その点では、「これまでもお付き合いのあるベネッセなら安心だと思った」と笠井氏が話すように、社会的責任が大きく、長年のナレッジの蓄積がある企業のサービスは安心感があるようだ。
この点は、Classiの加藤氏もこう語る。
「教育分野でこの話をすると、なかなか難しいところがあるのですが、ビジネスとしてしっかりと収益性を考えてサービスを構築しています。現在はモニター試用を行っていますが、4月の正式サービスインから有償で提供します。クラウドサービスだからこそ、プラットフォームを改良しやすいし、コンテンツも拡充していく余地が大きい。
『2年で提供を諦める』となったら、学校からすれば迷惑以外の何物でもない。学校には6学年の生徒がいるのに、短期間でやめてしまうと1年生だけサービスが違う、教え方が違うということになります。これは失礼というレベルの話ではなく、絶対にやってはダメなこと。
だからこそ、長くサービスを続けられるようなビジネスモデルを考えた上で、無茶なサービスではなく、学校と生徒、そしてコンテンツプロバイダーさんの全てにとって、適正な形でサービスを提供していきたいなと考えています」(加藤氏)