「嫌われるなら、できるだけ早めがいい!」 - NON STYLE井上さんに聞く「超ポジティヴ」仕事術
――初対面で素を出して嫌われたら…とは思わないのですか?
嫌われるなら、早めに嫌われておいた方がいい。その方が好きにさせるチャンスが増えるじゃないですか。仮にその人と会える回数が10回と決まっていたとします。初めてあった時に嫌われていれば、残り9回分も好きになってもらうチャンスがあるんです。でも、5回目に嫌われたら、自分を好きにさせるチャンスはあと5回しかない。しかも、1回から5回までで好きになってもらえたぶんも、全部おじゃんになってしまうんです。
――仕事もそのスタンスで?
同じです。特にテレビは1人では作れないものですから、格好わるい部分もダサい部分もいい部分も全部さらけ出すべき。
結局「『井上裕介』はこういう人間なんですよ」ということを知ってもらわないと、チームに入れたときにどういう役割を与えたらいいかわからないじゃないですか。会社でもそうですけど、大きな仕事をするときにはそれぞれの得意な部分を任せる。そのためには、自分の得手不得手を皆と共有しておくことですね。
あとは無理しすぎないけど、自分ができることは100%実行する。できないことを無理して頑張っても、100%の成果は出ません。