2020年11月6日 12:00
神南里奈、恩人・玉城ティナの金言「私は私しかいない」と悔し涙を胸に
最初は事務所の先輩と社宅で暮らしていました。もともと家事や自炊は実家でもやっていたので大丈夫なんですけど、やっぱり寂しいですね(笑)。3人きょうだいで私が末っ子。長女の姉、長男の兄はすでに自立していて、私も上京したので、今の実家には猫しかいないんです(笑)。
――親御さんは寂しさを感じつつも、送り出されたわけですね。
最初、オーディションを受けることは伝えていなくて、審査が進んで東京に行くタイミングで母には言いました。芸能の仕事に興味があることも一切見せてなかったのでビックリしていて(笑)。私が何かを「やりたい」と言ったのはその時が初めてだったので、すごく応援してくれました。
オーディションを受けるために夜行バスを予約したんですが、次の日と間違ってしまって……。気づいたのがバス停で、母に電話したら「明日の新幹線で行って来なさい」と。「ご縁がなかったのかな」とも思っていたんですが、母の言葉で諦めずに受けることができました。
○■面接で確信「私は絶対に勝てない」
――高校の進路相談でも、「芸能の世界に進みたい」と伝えたそうですね。
ドラマや映画、ライブ映像などを観ていると、「みんな輝いていて羨ましいな……」