本田礼生、初参加の『刀ステ』一期一振役で「葛藤を生きる」演劇に恩返しの気持ちも
そこに新しく入るので、頑張らないといけないことがたくさんあって、楽しみ半分、不安半分というのが率直な感想でした。
――これまでにもそういう感覚はあったんですか? たとえばミュージカル『テニスの王子様』に出演された時とか。
『テニミュ』は3rdシーズンで青学(せいがく)8代目・ 菊丸を演じたんですけど、一緒に応援してくださってる方々と作り上げていく部分と、引き継がないといけない部分、新しく提供しないといけない部分があり、似た感覚だったと思います。
――『テニミュ』は若手俳優の方の登竜門と言われていますが、『刀ステ』は俳優のみなさんにとってはどういう存在なんですか?
今、人気の2.5次元作品がいろいろたくさんあって、どれも面白くてクオリティが高いのですが、その中でも舞台『刀剣乱舞』という作品は、ひとつの時代を牽引してくれている作品だと思います。関わっている知り合いも多いので、身近にも感じていました。
――「自分も出たい」といった思いはありましたか?
僕は、「これに出たい」という希望があんまりないんです。ありがたいことにずっと途切れずに舞台に立たせていただいていて、SNSも更新しないくらいに、その時やっている作品にのめり込んでしまって。