本田礼生、初参加の『刀ステ』一期一振役で「葛藤を生きる」演劇に恩返しの気持ちも
「舞台『刀剣乱舞』をはじめ、みんなも頑張っているし、僕も頑張らないと」という感覚でした。
――今回は座長という立場ですが、一期一振はどんな活躍をしますか? ネタバレにならない範囲でぜひ…。
脚本も担当されている演出の末満(健一)さんが、「刀剣男士に起こる葛藤は描き尽くした。同じことはやりたくない」とおっしゃっていました。一期一振の葛藤は新しいもので、今回登場するのは豊臣秀頼であって、秀吉ではないというところがキーだと思います。一期一振は秀吉の刀なんだけど、物語に関わってくるのは秀頼で……というのが見所だと思っています。これ以上はちょっと言えません(笑)。
――ありがとうございます。
役作りとしては、どういう点を心がけていますか?
僕は2.5次元のキャラクターを演じるにあたって、第一印象がとても大事だと思っていて、舞台上に初めて登場した時のビジュアルとボイスの印象に重きを置いているんです。自分がキャラクターから受けた印象に近いものを、最初にお客さんに感じてほしいです。もう1つ心がけていることとしては、舞台『刀剣乱舞』は人間ドラマが魅力だと思っているので、末満さんの脚本の中で一期一振として葛藤を生きる、ということ。