『NINKU-忍空-』放送20周年に松本梨香も感無量、鈴木結女と初デュエットも実現
20年前はこのメンバーが集まるようなイベントがなく、松本は「今日はミラクル!」と興奮しきり。阿部監督によると、当時と今とでは原作者のアニメ制作への関わりが異なり、桐山氏からは「原作のイメージを活かしていただきたい」というオーダーのみがあったという。南フランスをイメージした『NINKU-忍空-』独特の色調を活かし、阿部監督は「戦う時は暗い方が絵になるんですけど、この作品は明るい中で技を使っている」と振り返った。
当時は連載が辛い時期だったという桐山氏は、アニメの試写を見た時にいろんな思いがこみ上げてきたという。最初は自分の声で話していた風助も、アニメ化されたことで「徐々に松本さんの声になり、リアルになっていった」と感慨深げ。主題歌を担当した鈴木は「漫画を全部読んで入魂で作った」と話し、『NINKU-忍空-』のハートフルで"本当の敵は自分の中にある"というテーマに心を打たれたいう。ちなみに、オープニングテーマ「輝きは君の中に」は、鈴木のニュー・シングル「Birth」に2015年バージョンを収録、松本も昨年リリースした「まんまる~ありがとう」でカバーしている。
最後のあいさつでは、桐山氏が「原作で干支忍が12忍出たので、また新たな『NINKU-忍空-』があったらいいなと思います」