くらし情報『時間が止まった老舗喫茶店でスイーツを! 小樽市民に愛され続けている3店』

2015年5月19日 10:08

時間が止まった老舗喫茶店でスイーツを! 小樽市民に愛され続けている3店

政孝氏が好んで食べたシュークリーム「復刻シュー」のほか、リタのレシピを再現した「リタのアップルタルト」(1ホール1,800円)も、歴史あるオススメスイーツだ。なお、300円以上のケーキを注文すると、プラス150円でコーヒーが好きなだけ飲めるのもうれしいところ。

●実業家の道楽で誕生したゴージャスな老舗喫茶店でビッグチョコパフェを
○外観と内観の違いにびっくり

最後の1軒も、館ブランシェと同じ花園銀座商店街の中にある。外観は普通の昭和の喫茶店にしか見えないのだが、初めて「喫茶コロンビア」を訪れた人は中に入って驚くに違いない。ものすごく広いということと、天井に輝くシャンデリアがとにかくゴージャスなのだ。

創業は昭和23年(1947)、今年で67年になる。現在のような豪華な内装になったのは1980年代の前半頃だという。創業者はとんかつ屋、キャバレー、喫茶店など手広く商売をしていた実業家。
「コロンビアはいわばオーナーの道楽の店。内装にはかなりのお金をかけたらしいです」と話すのは現在のオーナー・尾花啓史さん。前オーナーに後継者がいなかったため、頼まれて喫茶コロンビアを引き受けたそうだ。

天井に輝くシャンデリアは、まるで光の雨が降り注いでいるよう。

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