大学デビューの落とし穴 (4) 5月:開けば海路の日和あり! 苦しいときの"自己開示"のススメ
と、私もこの季節を悶々と過ごしていた人間の一人です。
4月に欲張っていろんな授業を取ったものの、すでにサボり癖が始まっていた当時の私。「次は出るから!」と心に言い訳をして授業をサボるものの、一回休むと次も行きづらくなる……というスパイラルにまんまと陥り、まさにトミヤマさんが言うところの「怠け癖」を完全に舐めきっておりました。
もうね、ちょっと遅刻しただけで、授業を休みたくなるんですよ。教室の前まで行くものの、ドアの小窓から中をのぞくと席がびっしり埋まってて。シーンとした中、ガラッとドアを開ければ全員がこっちを見るのではないか……。その気まずさに耐えつつ、俺はあの逆サイドの席までみんなの間をぬってたどり着かなきゃいけないの!? ……よし、休もう。
と、そういう小さなつまずきが、連鎖して連鎖していつの間にか取り戻せないくらいのビハインドになっていく……。
怖いですね。恐ろしいですね。外はこんなに天気がいいのに、俺は学費と青春をドブに捨てている! もうイヤだ!
○"美容師の卵"に心変わりした彼女
……すいません、当時のことを思い出していたら、若かりし頃の自分がよみがえってしまいました。そして2000年の5月20日(15年前の今日!)