くらし情報『中村倫也「今とても心地いい」 ブレイク後の変化の中でたどり着いた自然体』

中村倫也「今とても心地いい」 ブレイク後の変化の中でたどり着いた自然体

そして、“人は鏡”と言いますが、周囲からも自分に対してわだかまりが少なくなっていくのはすごく感じました」と説明。「だから、いろんなことが自分次第なところが多いのかなと思うようになりました」と語る。

■『半分、青い。』でのブレイクは「何かが積み上がった結果」

自分が変わることで周囲から受け入れられるようになり、俳優としての道も開けていった。数々のドラマや映画、舞台に出演し、そして、31歳のときに朝ドラ『半分、青い。』の“マアくん”こと浅井正人役でブレイク。その後、『初めて恋をした日に読む話』、『凪のお暇』、『美食探偵 明智五郎』、『この恋あたためますか』など、どの作品も話題に。勢いが止まらないが、やはり『半分、青い。
』出演による変化は「大きかった」と中村自身も実感している。

ただ、「後輩などに聞かれたら教えたいと思うのは、『半分、青い。』の半年前に、布石になるような何かがあり、さらにその半年前に何かあって。たぶん1年半くらいかかる。それは業界内のことだと思いますが、降って湧いた幸運なわけではなく、何かが積み上がった結果、ブレイクと呼ばれるものになっている」と冷静に分析。「売れたいと言っている人がいたら、最初から世間を見るのではなく、業界内で期待してもらえるような人間になることが大事だと伝えたい」

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