中村倫也「今とても心地いい」 ブレイク後の変化の中でたどり着いた自然体
いろいろな経験を経て、今、生きていく上で大切にしているモットーを尋ねると、「あるがまま」「自然体」を挙げ、「それだけではダメなときももちろんあるので、いろんなスイッチは持っていますけど」と補足。さらに、自然体でいられるようになっているからこそ、「モットーを持つ必要もなくなってきているのかな」とも話した。
バラエティや舞台挨拶などでも、自然体で自由なトークを繰り広げている中村だが、昔は考えすぎてうまく話せなかったという。トークを鍛えたいという思いもあって始めたトークライブや、バラエティなどで少しずつ慣れていき、「役者としての立場が変わったり、年齢を重ねたこともそうですし、いろんなことが連結しているのだと思います」と自己分析。
今ではすっかり「自由に話せている」と言い、「『王様のブランチ』に出演させていただいた時も、音が使われていないワイプの時間もいろんな話をしていました。昔だったら『生放送だ! ちゃんとしなきゃ』と思っていましたが、今はそんなこと全く思わない」とにやり。「人様の前に出る以上は、いい意味で背筋を伸ばすという意識はもちろんありますが、無駄な委縮はしなくなり、とても楽です」