オズワルド、M-1審査員の指摘で漫才に迷いも「方向性は見えてきた」 ブレない根幹も語る
畠中:松本さんに言っていただいたことで、なるほどなと。それだ!と僕らも思ったので、今後のネタを作る上で参考にしたいと思っています。
伊藤:なんとなくの方向性は見えてきているけれど、一番やっかいなのは、それをお客さんが気にしすぎないでほしいなと。観ていると時に僕がデカイ声出したら、「お! デカイ声出したぞ!」となっちゃうのはダメじゃないですか(笑)
畠中:「松本さんの言うことを守っていないじゃないか」って(笑)
伊藤:逆に小さい声で言っていても「そっち取りましたか」みたいな。
――同じく審査員のオール巨人さんには大きい声を出したほうがいいと正反対のアドバイスをもらい、それは迷いますよね。
伊藤:これが難しいのが、「迷いません」と言い切っても失礼なんですよね。だからノーコメントにします(笑)。松本さんも巨人師匠も、僕たちがどっちを選ぼうが好きにしろ、だと思うのですが。
畠中:でも、『松本家の休日』で指摘されるまでは明確な答えを見つけていなかったんです。それを受けて、まだお客さんの前で完璧に出来たネタを披露していないので、もちろん単独ライブではそれを意識してネタを作ります。どういう反応になるか楽しみですね。