●M-1は「生きがいそのもの」優勝への強い思いコンビ結成7年目のお笑い芸人・オズワルドが、着実に存在感を高めている。畠中悠の奇妙で不思議なボケに、伊藤俊介が付き合いながらつぶやくようにツッコミを重ねる“静”のしゃべくり漫才が特徴で、『M-1グランプリ』では、2019・2020年と2年連続で決勝に進出している。4月9日に初のルミネtheよしもとでの単独ライブが控えている彼らがこだわるのは独自の漫才であり、それを突き詰めた上での『M-1グランプリ』優勝が目標だ。昨年の大会では審査員であるダウンタウン・松本人志らの指摘を受け、自分たちの漫才に迷いも生まれたとテレビ番組で語っていた2人。あれから数カ月、オズワルドは迷いの突破口を見つけたのか――。――『M-1グランプリ』でもオズワルドさんらしさを発揮されていますが、その独特のしゃべくりスタイルは結成当時からですか?伊藤:最初の頃は明確に突っ込まないスタイルでやっていたんですけど、それではいろいろと勝てないだろうと思い、僕が正式にツッコミになりました。――それまでは両方ともボケだった?伊藤:ノリツッコミ、ノリボケでずっとやっていました。でも、畠中と組む2年目の時に『M-1グランプリ』の1回戦で落ちたんです。このままではきついと思っていたら、ダメ押しのようにまんじゅう大帝国が出てきて、カテゴリーでいうと同じだったんです。同じやり方なら彼らのほうが上手かった。俺たちが先なのにバクったと思われかねないくらい向こうがお見事だったので、徐々に今の感じになっていきました。5年くらい前のことです。――その後、2019年、2020年と『M-1グランプリ』でファイナリストになり、知名度も上がったことで、コンビとしてさらに成長・変化したのでないでしょうか?畠中:ウケやすくはなりました。『M-1』の決勝の前にルミネに出演する機会をもらったんですけど、まったくウケなかった。いずれ決勝でやるネタだったのですが、まったく知らない奴らが出てきて奇妙なネタやってもダメなんですよね。伊藤:ネタにもよるかもですね。『M-1』のネタは寄席でやってもウケないんです(笑)。だからネタを使い分けていかなくちゃと思います。畠中:それでもまったく知られていない時よりはウケやすくなってきたなという感じはします。伊藤:『M-1』には感謝しています(笑)――その『M-1』とは、おふたりにとってどういう意味合いの大会でしょうか?伊藤:現状は生きがいそのものですね。お笑い芸人として売れたいし、僕はめちゃくちゃテレビに出たい人なのですが、それと『M-1』は別ものというか、絶対に優勝したいんです。畠中:僕はテレビに出て売れたいとは思っていないんです。漫才師に憧れているので、一生ネタをやっていたいし、一生劇場に出たいので、そのための、一個の称号としてM-1チャンピオンになりたい。世間も認めてくれますし、自分らの誇りになりますし。――笑いの頂点を目指す過程で気づいたことはありますか?畠中:ネタの進化を感じます。ブラックマヨネーズさんの掛け合い漫才、チュートリアルさんの憑依型、パンクブーブーさんの凄まじいシステム。それを踏まえると、新しい、とんでもないものを作らないと優勝はできない。僕らの場合も普通の愉快な漫才とは若干違うので、これを突き詰め、その最高峰を出さないと優勝はできないのかなと思います。伊藤:向いていないこともやらないと勝てないと思う。得意なことだけをやっていると狭まってしまうというか、これもできるあれもできるが増えていくほうが強くなる。ミルクボーイさんにしたって、あのパッケージをやりながら、いろいろなことを加えていって、その結果の優勝だと思います。畠中:一昨年よりは去年のほうが進化しているとは思いますが、またさらにそれを超えていかないといけない。伊藤:そもそも相当いいものがないと決勝には行けない。去年と同じものを持って行っても、決勝にあげてくれないと思います。●M-1後の松本人志の助言に納得「それだ! と思った」――昨年の『M-1』では突然大きな声を出すという少し変えた漫才を披露されましたが、審査員の松本人志さんは「“静”の漫才を期待していた」と。あの声を張り上げていくスタイルは、変革願望の表れだったのでしょうか?伊藤:もちろん勝つためにという気持ちはありましたが、僕、普段からデカイ声を出すこともあるんですよ(笑)。だから、あの日無理していたわけではないんです。ただ、去年に関しては声の出し方も無理くりな感じで、流れの中ではなく、急にワンポイントで爆発的にブチ切れて、そこから無理やり着火していく感じでした。そういう粗さがバレちゃったかなと。――そこを面白いと感じる人もいると思いますが。伊藤:僕らもそうだと踏んだんですけどね(笑)畠中:実は一昨年の『M-1』に出た時に、何カ所か伊藤がデカイ声で突っ込む瞬間があったんです。それがネタの中でめちゃくちゃ大きな笑いを生むポイントだったので、そこから一年、ネタを作っていくなかで、そういうポイントを増やせば増やすほど大爆笑が生まれるはずだという感覚がありました。伊藤がデカイ声を出すやり方はキー・ポイントだったはずなんです。伊藤:でも、去年の予選の時に感じたのは、準々決勝で決勝よりもデカイ声を出すネタをやったんですけど、反応がイマイチよくなくて。その時確かに、求められていることと違うのかなと思ったんです。これが松本さんに言われたこととリンクするんです。そういうのではないと、オズワルドは。ネタの中でアクセントとして大きな声を出すことはいいけれど、それをメインで進めるのは違うと。松本さんが言ってくれたことは、準々決勝のネタの反応を思い出すと、ああ、こういうことなのかなって思いました。――松本さんは『松本家の休日』で、『M-1』での発言の真意を説明し、「大きい声を出すというより、テンポをあげていくやり方がいいと思う」と明確なアドバイスをされていましたね。伊藤:松本さんが審査の日よりかみ砕いて説明をしてくれて、チューニングを合わせていったほうがいいと。あの熱量の調整みたいなものは、コンビの課題というよりも、僕の課題だと思っています。畠中:松本さんに言っていただいたことで、なるほどなと。それだ!と僕らも思ったので、今後のネタを作る上で参考にしたいと思っています。伊藤:なんとなくの方向性は見えてきているけれど、一番やっかいなのは、それをお客さんが気にしすぎないでほしいなと。観ていると時に僕がデカイ声出したら、「お! デカイ声出したぞ!」となっちゃうのはダメじゃないですか(笑)畠中:「松本さんの言うことを守っていないじゃないか」って(笑)伊藤:逆に小さい声で言っていても「そっち取りましたか」みたいな。――同じく審査員のオール巨人さんには大きい声を出したほうがいいと正反対のアドバイスをもらい、それは迷いますよね。伊藤:これが難しいのが、「迷いません」と言い切っても失礼なんですよね。だからノーコメントにします(笑)。松本さんも巨人師匠も、僕たちがどっちを選ぼうが好きにしろ、だと思うのですが。畠中:でも、『松本家の休日』で指摘されるまでは明確な答えを見つけていなかったんです。それを受けて、まだお客さんの前で完璧に出来たネタを披露していないので、もちろん単独ライブではそれを意識してネタを作ります。どういう反応になるか楽しみですね。伊藤:ただ、単独ライブには間に合わないので、年末までに完璧に仕上げる感じです。畠中:もちろん単独ライブでいいネタを出すつもりですけど、その後も、めちゃくちゃネタを変えるっていう意味です。1年とか1年半かけて少しずつ直していくので、本当に種だけですね。とりあえずは。●根幹は“ありえない会話”「地球上にない会話をしていたい」――9日の単独ライブ「あたらしいとうきょう」は、初のルミネ単独ライブですね。延期による一年越しの開催ですが、意気込みのほどは?畠中:去年はようやくルミネで単独ライブができるって矢先に4月に緊急事態宣言で中止になり、この1年間、やりたいと思い続けてきました。元通りの状態ではないなか、お客さんもようやく入れられるようになり、単独で言うと2年間やってないので、その分いいネタ見せたいです。伊藤:吉本芸人なら関西のNGKで単独ライブをやることがキャリアの第一章じゃないけれど、それが関東であればルミネだと思うんです。だから初の単独ライブのような気持ちです。初ルミネというよりは、初単独の気持ちでやらせてもらう感じです。そして、『M-1』に向けて弾みをつけたい。畠中:単独って基本的に新ネタライブなので、いいネタをここで出したいんです。新ネタを下ろすライブもあるんですけど、単独の場合は絶対に失敗できない。伊藤:プレッシャーがね。根本的にいいネタがないと話にならないので、そこは一番力を入れたいと思っています。畠中:いいネタ作ります!伊藤:とにかく恥をかきたくない。それは一番強い思いです(笑)――そもそもなのですが、静の漫才という自覚はあるのですか?畠中:そうですね。今までの傾向は、ほかの漫才師に比べたらゆったりしているほうなので、カテゴライズするならそうなりますね。でも、静かにやろうと意識していることはない。でも、客観的に見たら、そういうスタイルの漫才を求められているのかなということもわかりました。――求められているものと、やりたいことは一致していますか?伊藤:そうですね。無理している瞬間はまったくないです。普段もテンション低い時もあれば、大きい声を出すこともある。――静か動か、みたいにレッテルを貼られてしまいがちなところもありますよね。伊藤:でも逆に言うと、何か貼られないと、というところもある。畠中:自分らでは見えなくなってくるんです。人に言われて、ああ、自分ってそういう人間なのかと、人に言われないと気づかないことってあるじゃないですか。だからお客さんが観たいものを見せられるようにならないといけないと思っています。――今後も静のスタイルは貫いていかれますか?伊藤:静か動かは、そこまでこだわらなくてもいいかなと思っています。いろいろなことをやっていていい。僕らの根幹は“ありえない会話”。ほかのコンビがやっても成立しないようなネタをやっていきたい。普通のツッコミだったら「もうええわ」でシャットアウトできることを掘り下げていくという。畠中:それは僕の提案というか、そういう設定が多いんですよね。否定も、完全否定しないのが僕らの漫才のよさだと思うので。伊藤:畠中のネタは僕にしか突っ込めないと思う(笑)畠中:「もうええわ!」で否定されたら、もう先に進めないんですよ。根本の題材を否定されたらそこでもう終わりなんですけど、伊藤のちょっと汲み取ってくれる会話の流れなので、その先に進める。それはオリジナリティーかなと思いますね。伊藤:地球上にない会話をしていたいなと思っています(笑)■オズワルド畠中悠(1987年12月7日生まれ、北海道出身)と伊藤俊介(1989年8月8日生まれ、千葉県出身)による漫才コンビ。2014年、『M-1グランプリ』の決勝出場を目標にコンビを結成する。ネタのスタイルはしゃべくり漫才で、畠中が繰り出す独特の疑問や奇妙なボケに、伊藤が疑問を持ちながらつぶやくようにツッコミを入れていくシュールな世界観は、唯一無二の芸風。『M-1グランプリ』は、2019・2020年と2年連続ファイナリストに。初のルミネtheよしもとでの単独独ライブ「あたらしいとうきょう」が、4月9日に開催される。
2021年04月06日先日、新作第二章の製作決定とともに堤真一、平手友梨奈、安藤政信ら新キャストの出演が発表された岡田准一主演『ザ・ファブル 第二章』。この度、公開日が2021年2月5日(金)に決定、本作の魅力の一つ“ハッピーな笑い”に欠かせないキャラクターを演じる追加キャストが発表された。ファブル(岡田さん)が唯一感情をあらわにして爆笑する、スベリ芸を得意とするお笑い芸人・ジャッカル富岡には、前作に引き続き宮川大輔。ファブルがドハマりしているジャッカル富岡主演ドラマ「恋という名のウィークデイ」でアイという役名で出演する女優役に橋本マナミ。表の顔はNPO団体代表だが、裏の顔を持つ最恐の男・宇津帆(堤真一)が企む悪の計画に加わる裏社会の男・井崎に黒瀬純(パンクブーブー)。橋本さんと黒瀬さんは「ファブル」シリーズに初参加となる。そして、ファブルが一般人<佐藤アキラ>としてバイト中のデザイン会社オクトパスで働く同僚・貝沼に好井まさお(井下好井)が決定。前作でも話題となったキャラの濃い豪華キャストが再集結し、新たに参加するキャストも入り乱れ、笑いと日本映画の限界突破のアクションを融合させていく。『ザ・ファブル 第二章』は2021年2月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル 第二章 2021年2⽉5⽇より全国にて公開©2021「ザ・ファブル第二章」製作委員会
2020年10月07日「嵐」とプラスワンゲストがチームとなり、ゲストと体感型ゲームで対戦する「VS嵐」。8月30日(木)今夜はメンバー松本潤の誕生日を記念して、芸能界の“じゅん”が大集合。そこに「TOKIO」松岡昌宏も参加しての豪華“生誕祭”が繰り広げられる。今回「嵐」チームが戦うのは異色のエアーバンドスタイルで世の中に鮮烈なインパクトを与え、「女々しくて」が大ヒット。その後紅白連続出場など数々の記録を打ち立てたゴールデンボンバーの歌広場淳。小沢一敬とともに結成したお笑いコンビ・スピードワゴンでツッコミを担当、2005年には女優の安達祐実と結婚、俳優としても大河ドラマ「西郷どん」などで活躍する井戸田潤。雑誌「CanCam」などでのモデル活動のほか、連続テレビ小説「純と愛」や「闇金ウシジマくん」シリーズ、「母になる」「隣の家族は青く見える」「あなたには帰る家がある」『PとJK』などここ最近ドラマや映画に引っ張りだこの高橋メアリージュン。さらに「パンクブーブー」のツッコミ担当・黒瀬純、先日「吉本坂46」のメンバーにも選出された河本準一に加え、サッカー選手・本田圭佑のモノマネで知られるじゅんいちダビッドソンと、いずれも名前に「じゅん」が含まれる面々で構成された「チームじゅん」。対する「嵐」チームには「TOKIO」メンバーとしての活動とともに、俳優としても「家政夫のミタゾノ」シリーズや「名奉行!遠山の金四郎」などで知られる松岡がプラスワンゲストで参戦する。今回は松本さんの誕生日を祝うべく、過去の開催で日本中の話題をさらった「クイズ松本潤」が復活。これはお題に対して松本と答えをいくつそろえられるかを競う対決で、“同僚”であり「嵐」のほかの4人は松本潤専門家として模範解答を披露するのだが…そこで新たな伝説が!?さらに松岡さんは「素の松本潤の解答なら当てる自信があります!」と語るのだが、松本さんの解答が想像を超えるもので…。また「ショットガンディスク」では松本さんがディスクを投げる担当になるのだが、実は松本さんはディスク投げが大の苦手。久しぶりの挑戦で結果はいかに?さらに松岡さんの目撃情報に対しスタジオには衝撃が走る場面も。松本さんの生誕を芸能界の“じゅん”たちが祝うスペシャルなオンエアをお見逃しなく。「VS嵐」は8月30日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年08月30日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(47)が自身のInstagramを更新。掲載した画像が豪華とファンの間で話題になっている。 岡村は自身のInstagramに「華丸大吉27周年記念公演楽しかったとー」というコメントとともに画像を掲載。その画像には岡村をセンターに、お笑いコンビ博多華丸・大吉、NONSTYLE、次長課長、南海キャンディーズ、浅草キッド、千鳥、パンクブーブー、バカリズムが写っている。9万以上のいいね!と400以上のコメントが寄せられている。 岡村は、1月20日が福岡・福岡サンパレスホテル&ホールにて開催された、「博多華丸・大吉27周年記念公演」にサプライズゲストとして登場。終了後に楽屋での集合写真とみられる。 これに対しファンは、「豪華すぎます!!!」「待ち受けに欲しい(笑)芸人さん大好き岡村さん大好き」「わー!スゴい!豪華!ってもう27周年なんですね!」「すごいメンバーですね、楽しそう」「イベントが楽しかったのは間違いなさそうですね。こんな素晴らしいメンバーがあつまっているんですもの」「岡村さんシークレットゲストで毎回出てくれる律儀さ華大さんとの絆ですね」などの反応を見せている。
2018年01月23日バラエティ番組はもちろん、ニュースや教養番組もお笑い芸人が席巻している昨今。しかし、次から次に新しい顔が出てきて、話題に取り残されてしまう人も多いはず。そこで、’09年のM-1チャンピオンのパンクブーブーと、’15年のチャンピオンのトレンディエンジェルが、どこよりも早くこれからブレークする芸人を教えちゃいます。 パンクブーブー・黒瀬純(42・以下黒瀬)「’17年のM-1翌朝、優勝したとろサーモンが生放送で漫才をしていたんですが、久保田(かずのぶ・38)は眠そうで声がめちゃくちゃ小さくて、ずっとテンションが低い。来た来た!クズ来たぜ!と思って(笑)。それで、その後に出演した番組では本番中に寝てしまった。裏切らない!ボク、こういう“狂気性”を持っている人が今後ブレークすると思うんですよ。だから’18年はとろサーモンが行くと」 ’17年は、長らく実力派芸人として認められてきた千鳥がバラエティ番組で引っ張りだこに。また、’16年には、爆笑問題やくりぃむしちゅーが楽屋でいちばんおもしろいと言ってきた古坂大魔王(44)が「ピコ太郎」でブレーク。芸人が認める芸人はいつか売れるといわれている。 「芸人としては100点、人間としては0点」と評されるボケの久保田と、俳優としても活躍し、ボイスパーカッションなどの特技を持つツッコミの村田秀亮(38)のコンビ・とろサーモンも、芸歴15年目というM-1に出場できる最後のチャンスでの戴冠だった。 トレンディエンジェル・たかし(31・以下たかし)「ボクは同期のインポッシブルに期待しています。売れてほしいんですよ。毎月、蛭川(慎太郎・31)に電話で20万円貸してくれって言われるんで(笑)」 黒瀬「毎月!?」 たかし「はい。25日に返すって毎回言うんですよ。いつも25日としか言わない。何月か言わないんです」 黒瀬「(爆笑)。とろサーモンと同じように、インポッシブルも、やはり狂気性を持っています」 たかし「確かに狂気ブームは来るかもしれません!」 黒瀬「“狂気芸”で野性爆弾のくっきーさん(41)がブレークして、’18年はそれにとろサーモンの久保田の狂気性が続くんじゃないでしょうか。今年はお上品な芸がちょっと弱くなるんじゃないかと思っています」 トレンディエンジェル・斎藤司(38・以下斎藤)「おとなしくなったといわれるテレビ業界を、この2人が変えてくれるかも」 野性爆弾のくっきーは、白塗りにした顔に絵を描いた顔面モノマネや、「宇宙」「奥歯、前歯、銀歯」などの謎の歌詞の歌といった、常人には理解できないネタを売りにしてきた。だが、昨年原宿で開いた個展では1万人を動員するなど“くっきーワールド”は多くの人に受け入れられつつある。 近年コンプライアンスが厳しくなり続ける反動から、一般常識や既存のお笑いから“はみだした”芸人たちが求められるというのが4人の予想だ。 黒瀬「あと、“狂気枠”でいうと5GAPの秋本(智仁・41)かな」 パンクブーブー・佐藤哲夫(41・以下哲夫)「本物のクズだから、キャラクタークズじゃないから」 斎藤「隠していたハゲを、カミングアウトしましたね」 黒瀬「あいつがコンパ中にヅラを取ったら、女のコの顎が外れちゃって『えー!』ってなった。一緒にいた友達に『なに顎外してくれてんのよ!』って怒られたって」 哲夫「ハゲただけなのに(笑)」
2018年01月13日バラエティ番組はもちろん、ニュースや教養番組もお笑い芸人が席巻している昨今。今年はどんな芸人がブレークするのか?テレビから劇場まで知りつくす、’09年のM-1チャンピオンのパンクブーブーと、’15年のチャンピオンのトレンディエンジェルの2組が語ってくれた。 パンクブーブー・佐藤哲夫(41・以下哲夫)「まずは’17年のM-1優勝のとろサーモンでしょ!」 トレンディエンジェル・斎藤司(38・以下斎藤)「M-1はどの賞レースより確実な切符だと思うし」 第1回のM-1チャンピオンの中川家に始まり、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ、チュートリアルなど、M-1優勝をきっかけにブレークした芸人は確かに多い。 哲夫「でも久保田(かずのぶ・38)が調子にのって、いらんことしそうなんですよ。『優勝したんで、昔の女から電話かかってきますね』とか言っていたんで。週刊誌的には今狙いどきです。たたかんでもホコリが出ますからね(笑)」 とろサーモンは「芸人としては100点、人間としては0点」と評されるボケの久保田と、俳優としても活躍し、ボイスパーカッションなどの特技を持つツッコミの村田秀亮(38)のコンビ。芸歴15年目というM-1に出場できる最後のチャンスでの戴冠だった。 斎藤「今回のM-1でボクが印象に残ったのは、ゆにばーすです」 パンクブーブー・黒瀬純(42・以下黒瀬)「ツッコミの川瀬名人(33)は、結構なクズらしいですよ」 哲夫「『あいつらが(M-1で)受かって、俺らが落ちたのはおかしい』みたいなことを言ったりする。危ねぇんだよ!あいつ!(笑)」 トレンディエンジェル・たかし(31・以下たかし)「じつは川瀬名人はパンクブーブーさんがM-1優勝したのを見て、憧れて芸人になったそうです」 黒瀬「スマホの待ち受けを俺らにしているみたい。後輩に憧れられて、こんなに嫌だな、と思うことないよ(笑)」 たかし「相方のはらちゃん(28)もいいキャラです」 斎藤「はらちゃんは間違いなくブレークしますよ」 哲夫「あとはマヂカルラブリーじゃない?M-1では上沼恵美子さん(62)にこき下ろされていましたが、周りからは、『いやいや、よかったよ』という声も上がると思う」 斎藤「最後は勝手に追い込まれて服を脱いでいました」 黒瀬「さすがの今田耕司さん(51)も苦笑いだったな。逆に、上沼さんに気に入られたのがさや香。『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)に呼ばれるかもしれませんね」
2018年01月13日お笑い芸人のバカリズムが、11月30日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『ナカイの窓』(毎週水曜23:59~24:54)で、2014年の「R-1ぐらんぷり」王者・やまもとまさみにブチ切れる場面があった。今回、「チャンピオンなのにSP」と題し、各賞レースで優勝したのになぜかブレークできない芸人が集結。やまもとのほか、2010年の「M-1グランプリ」王者・笑い飯、2011年の「THE MANZAI」王者・パンクブーブー、2016年の「キングオブコント」王者・ライスが出演した。「つらかったこと」についてのトークで、やまもとは「優勝したら忙しくなるからバイトをキャンセルしてって事務所に言われたんですよ。それで電話したら怒られたんですよ」と話したところで、「面白くないですか?」と周囲の反応を確認。全員ぽかーんとした表情を見せ、バカリズムが「僕、彼知ってるんです。本番に弱いんです」とフォローした。やまもとは「次あるんです」と続けるも、再び「どう?」と心配そうに反応を伺い、中居は「お前、同級生よりしゃべれないわ。まったくおもしろくない」とバッサリ斬った。中居が「最近あった面白い話してよ」とチャンスを与えるも、うまく応えられず微妙な空気になり、やまもとは「なんでこんな仕立て上げられるんですか」と吐露。バカリズムも中居も「仕立て上げてないわ!」「すんげえ浅瀬で溺れてる」と反論した。ネタを披露する場面でも、「それでは…」と紹介される前にネタを始めてしまい、これには「ネタもできないじゃないか!」「ふざけんなよ!」とツッコミの嵐。ネタ終了後も「どうですか?」と反応を伺うと、バカリズムは「ネタでやるな! 1回だれかにガッツリ怒られろ!」とダメ出しした。中居が「前半があんな感じだったからネタも引っ張られちゃったんだ。本来は違うんだ?」と聞くと、「違います。陽気です」と陽気とは程遠いテンションで返し、ついにバカリズムが「お前殺すぞ! 俺がお世話になっている番組、むちゃくちゃにしやがって」とブチ切れ。さらに、売れない理由について「年々おもしろいことが浮かばなくなってくるんですよ」と告白すると、バカリズムは「やめちまえ!」と一喝。最終的に「もっとみなさん協力的かと思った」と人のせいにする始末で、バカリズムは「えっ…こっちのせい?」とあきれ果てていた。心理カウンセラーによる「今後大ブレイクする人」という判定では、今回は該当者なしと言う結果になり、「絶対お前のせい」とやまもとへの不満の声も上がった。そしてやまもとは「一番ブレイクの可能性が低い人」と診断され、「ここまですごいのを見たのは貴重な体験。まばたきの回数はひどいは、唇はなめるは、外界とのコミュニケーションを遮断する状態。こうやって人っておいこまれていって自我の機能が崩壊するんだなって」と言われていた。
2016年12月01日パンクブーブーの佐藤哲夫、NON STYLEの石田明、ナイツの塙宣之、かもめんたるの岩崎う大の4人が書き下ろしたネタを、人気芸人たちが披露していく新たなネタ番組『オワライターズ』が、フジテレビで20日(24:35~25:35)に放送される。この番組では、ネタを書く4人が「オワライターズ」を結成し、プレイヤーとなる芸人たちの要望を聞いて、何度も打ち合わせをへて台本を完成。稽古を重ね、約1カ月半をかけたコラボレーション作品が披露される。パンクブーブー・佐藤は、漫才初挑戦のアンジャッシュに書き下ろし、NON STYLE・石田は平成ノブシコブシから「徳井健太のキャラを生かす」という要望を受ける。かもめんたる・岩崎は、おかずクラブから持ちネタ「女山賊」をもっと笑えるものにと依頼され、ナイツ・塙は、永野から「面白いネタ」とムチャな要求を受け、「ずっと永野さんのことで悩んでいる」と追い込まれる。ほかにも、トレンディエンジェルに、佐藤と石田がそれぞれネタを書き下ろすという"タイマン企画"も実施。異色のコラボレーションによる化学反応が起こるのかに注目だ。
2016年09月14日お笑いタレントのビートたけしが、27日(24:00~翌28日6:00)にCS・フジテレビONE スポーツ・バラエティで生放送される『芸能界麻雀最強位決定戦 THE われめ DE ポン 生スペシャル』に初出演することが16日、明らかになった。相棒・ビートきよしの参戦も決まり、"ツービート"対決が実現する。同番組は、芸能界の雀豪たちが一堂に会して対決する麻雀バラエティ。毎回腕自慢の芸能人雀士4名が参加し、独特のルールで闘いが繰り広げられる。今年で放送20年目を迎えるのを記念し、MCのガダルカナル・タカの師匠であるたけしに出演を要請したところ快諾。たけし側から出演にあたって、同番組出演2回で2連勝中のビートきよしとの対決が提案され、伝説の漫才コンビ・ツービートの共演が実現することになった。このほか、坂上忍、パンクブーブーの佐藤哲夫が参戦。タカと番組を進行するアシスタントは、橘ゆりかが務める。
2015年11月16日10月23日、「シルク・エロワーズiD×よしもと芸人 コラボ記者発表会」がフジテレビ本社にて行われ、ブラックマヨネーズ、パンクブーブー、はんにゃが会見に登場した。シルク・エロワーズ『iD』 公演情報シルク・エロワーズは、シルク・ドゥ・ソレイユもその実力を認めるアクロバティック・アーティスト集団。2009年よりワールドツアーをスタートし、現在北米ツアー中のヒット作『iD(アイディー)』をもって、来年2月に来日。2月15日(金)東京・五反田 ゆうぽうとホールを皮切りに、福岡、名古屋、大阪の4都市で公演を行う。会見では同公演を“吉本興業全体”で応援することが発表されたほか、同公演によしもと芸人が参加する可能性も明かされた。iDの演目をある一定ラインまで習得した芸人限定とのことで、よしもと芸人に広くチャレンジを呼びかけるという。ブラマヨ小杉が「よしもとにはいろんな芸人がいるので、みんなにチャレンジしてもらいます」と語る一方、吉田は「たとえば小杉が病気で、僕がチャレンジしたら治るといわれてもやりません」とボケて相方をあきれさせていたが、最後は「万が一、公演を見に行かれてもうひとつやったという感想になったらオレ、死にますんで。それぐらいの気持ちでPRしていきます」と宣言して、全面協力をアピールした。公演チケットの一般発売は東京・福岡公演が10月27日(土)より、大阪・愛知公演が12月1日(土)より。なお、チケットぴあでは現在インターネット先行抽選も受付中。■シルク・エロワーズ『iD(アイディー)』2013年2月15日(金)・16日(土)東京・五反田 ゆうぽうとホール2013年2月22日(金)~24日(日)福岡・福岡サンパレスホール2013年2月27日(水)~3月3日(日)名古屋・愛知芸術文化センター愛知県芸術劇場大ホール2013年3月6日(水)~22日(金)東京・TOKYO DOME CITY HALL2013年3月27日(水)~31日(日)大阪・オリックス劇場(旧・大阪厚生年金会館)
2012年10月25日第3回沖縄国際映画祭の「Peace」部門出品映画『TSY』が3月26日(土)に上映され、17歳のヤンキー高校生役で主演した34歳の綾部祐二(ピース)と、共演者の福田沙紀、安達健太郎(カナリア)、黒瀬純(パンクブーブー)、中川通成監督がレッドカーペット、舞台挨拶に登壇した。本作は、ヤンキー高校生(綾部)が偶然タイムスリップした場所で、自分の運命を変えるために仲間たちと共に奮闘する青春ムービー。初めて沖縄国際映画祭に参加したという綾部さんと福田さんは「元気を届けられたらと思って参加したのに、明るく、元気な沖縄の人たちに逆にパワーをもらった」と揃って明かした。綾部さんは、映画について「主役をいただいて、ありがたく思っています。難しく考えなくていい映画です。観て元気になれるし、なんかホッとする映画です」と見どころを述べた。福田さんは「何も考えずに楽しめる映画です。テンポもよくて、笑える要素がいっぱい」とアピール。「芸人たちとの共演で待っている間が面白かった」とふり返り、楽しい現場だったことを伝えた。TBSのバラエティ番組の演出をしていたという中川監督は「誰が主役かわかんないくらい、みんなカッコイイんです」と初監督の本作を誇らしげにアピールした。綾部さんのヤンキー高校生ぶりと、迫力のアクションシーンに注目の本作。さらに、相方の又吉直樹のカメオ出演にびっくり!最後の最後のオチまで席を立たないことをすすめる。特集「よしもと芸人が贈る!沖縄国際映画祭2011」■関連作品:第3回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2011年3月18日よりカウントダウンイベント開始、22日から27日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】映画祭最終日に阿部寛が登場、チャリティ活動に参加【沖縄国際映画祭】AKB48メンバーが、被災地に向けて懸命エール!【沖縄国際映画祭】間寛平が語るアースマラソンのエピソードは笑いがいっぱい!【沖縄国際映画祭】木村監督が涙を流し完成させた作品で、日本中に笑いとエールを贈る【沖縄国際映画祭】中谷美紀、涙をこらえ沖縄から被災地へエール!
2011年03月27日20代女性はやっぱり「あのイケメン芸人」に注目!ここ数年のお笑いブームを加速させたとも言うべきイベントが、2001年から毎年開催されている「オートバックス ~M-1グランプリ~」。今や人気芸になるための登竜門とも言えるのではないでしょうか。特に12月に行われる決勝は全国生放送されるということもあって毎年欠かさず見ているという人も多いのでは?そこで、20代女性686名に「歴代のM-1優勝者で一番好きな芸人」について伺いました。>>男性編も見るQ. 歴代のM-1優勝者で一番好きな芸人を教えてください(単一回答)1位チュートリアル 27.4%2位ブラックマヨネーズ 17.4%3位NON STYLE 13.0%4位中川家 12.1%5位アンタッチャブル 11.9%■「チュートリアル」と答えた理由は……・「決勝の漫才は本当に面白かった。あれより面白いものは見たことがない」(29歳/不動産/総務)・「徳井さんが好き。面白いし、しゃべりがうまい。変態的なところも魅力」(24歳/建築/総務)・「売れる前から好きだったから」(24歳/教育関連/秘書・アシスタント)・「トークが面白いのに加え、イケメンだから」(29歳/化学/秘書・アシスタント)・「幼稚園からの友達同士というコンビだけあって、仲の良さが画面から伝わってくる」(28歳/化学/研究開発)■「ブラックマヨネーズ」と答えた理由は……・「二人の身体的な特徴がネタになっていて面白い」(24歳/教育関連/サービス)・「最初はあまり好きではなかったが、最近面白く感じるようになった」(25歳/通信/サービス)・「トークも面白いし、小杉さんのツッコミは天才的だと思う」(22歳/官公庁/専門職)■「NON STYLE」と答えた理由は……・「大阪で地道に頑張っていて、優勝しても急激に売れてないのがNON STYLEらしくていい」(22歳/福祉/専門職)・「顔はよくないが面白い」(27歳/通信/サービス)■「中川家」と答えた理由は……・「中川礼二さんのツッコミは神業」(28歳/団体/研究開発)・「抜群の人間観察から出てくる笑いが好きだし、正統派のしゃべくり漫才だから」(27歳/金融/秘書・アシスタント)■その他の芸人を選んだ人の理由は……・「フットボールアワー。岩尾さんの顔とキャラが大好き。カレシにはできないけど」(27歳/人材紹介/営業)・「アンタッチャブル。テキトーな山崎さんとが好き」(24歳/食品/営業)・「ますだおかだ。岡田さんのスベっている感じがいい」(24歳/証券/営業)総評アンケートの結果、20代女性から圧倒的支持を受けたのは「チュートリアル」。「徳井さんのビジュアルと妄想癖に魅力を感じる」という予想通り(?)なコメントがたくさん寄せられました。2位にランクインしたのは、チュートリアルとはビジュアル的に対照的な「ブラックマヨネーズ」。「薄毛とブツブツが二人のネタになっていて面白い」という声が多かったです。ちなみに、昨年の優勝者「パンクブーブー」がランクインしていないのは、二人ともビジュアルが中途半端で20代女性には物足りなく感じられるのでしょうか。 (文・あおい歩)調査時期:2010年4月28日~5月11日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性686名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】好きな「お笑い芸人が監督の映画」ランキング【女性編】上司になってほしい男性タレントランキング【女性編】頭が良さそうなお笑い芸人ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年06月05日女優の谷村美月が3月25日(木)、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催中の第2回沖縄国際映画祭で、主演映画『明日やることゴミ出し愛想笑い恋愛。』の舞台挨拶を、共演のお笑いコンビ、パンクブーブーらと行った。同作は、新人ADの女性(谷村さん)が曲者ぞろいのテレビ局内で悪戦苦闘しながら成長する姿を描いたコメディ。日本テレビの若手演出家、上利竜太氏が初メガホンを取り、同映画祭の「Laugh部門」に出品されている。“異色作”への出演の経緯について谷村さんは「バラエティの方が映画を撮る新しい試みに一緒にチャレンジしてみたいと思ったのと、ADさんの世界観に詳しくないのでいろんなことを知るのにいいなと思いました」と前向き。「一番苦労したのは、どんな仕事も大変ですが、こういう仕事もいいなと思ってもらいたいなと思ったこと。希望が持てる作品になればと思い、なりました。だから明日から頑張ろう、という気持ちになってもらえたら」と笑顔で呼びかけた。一方、パンクブーブーの佐藤哲夫は「瞬きをしないで観てほしい。でないと僕らの出演場面が終わってしまう。よく僕らが舞台挨拶に呼ばれましたね〜。若いキャストが足りずに呼ばれたんだと思います」と自虐トーク。撮影のエピソードを司会者から聞かれると「歩いてくれと言われ、歩いて、終わりました。“ドッキリ”だと思いました」とトボけ、観客の笑いを誘った。黒瀬純は「谷村さんが可愛くて好きになるかと思いました。今日もセクシーな格好で、誰に見せたいんだ!とヤキモチを焼いています」と谷村さんに妙に絡み気味だった。(text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】矢島美容室「グランプリ獲って来年も来ます!」【沖縄国際映画祭】哀川翔、安室奈美恵ら約200人がセレモニーに登場し華やかに開幕
2010年03月25日