2015年7月2日 09:00
国立大学の授業料が値上げ? これからの教育資金の貯め方
、学資金総額:300万円、保険料払込期間:18年
毎月の払い込み保険料:1万3190円
保険料払い込み総額:284万9040円
高校入学時受け取り額資金:50万円
大学入学時受け取り学資金:100万円
大学2~4年受け取り学資金:各50万円
合計受け取り学資金:300万円
国立大学への進学なら、こうした学資保険を利用すれば、なんとかなりそうです。しかし、私立文系、理系となると資金不足になります。同じ条件で学資金総額を600万円にすると、毎月の保険料は2万6380円となります。子どもが生まれたばかりの若い世帯にとっては、少し重い負担かもしれません。また、子どもの教育資金だけを全力で貯蓄をするわけにはいきません。マイホーム購入の予定があれば、頭金づくりも必要。いざというときの予備費も用意しておくことも大事です。
子どもが小さいうちは、世帯収入も大きく伸びないかもしれません。
子育てが一段落して、妻がフルタイム勤務に復帰するなど、収入がアップするまでは、最低限の教育費を積み立てするということでいいかもしれません。
ただ、冒頭で書いたとおり、今後、国立の授業料値上げや、私立でも物価上昇に伴って入学金、授業料値上げの可能性もあるでしょう。