くらし情報『それでもやっぱり、マイホームを買いますか?』

2015年7月4日 08:00

それでもやっぱり、マイホームを買いますか?

を比較してみると、分譲戸建て購入者の、購入前の家賃は7万6240円。対して毎月返済額は9万5800円。分譲マンションの場合では、家賃は7万7071円。毎月返済額は10万2200円。

住宅購入後の住居費負担は、あきらかに増加しています。また、住宅購入後は、修繕積立金や管理費、固定資産税など、毎年さまざまな維持費がかかります。賃貸住まいでも2年ごとの更新など費用が発生しますが、持ち家の維持費と比べると、その負担は格段に違うのです。

意外と返済額を低く抑えたつもりでも、もうひとつ懸念されることがあります。
それは、途中で金利が上昇する可能性があることです。

○借りられる額ではなく、返せる額

長期固定のフラット35以外は、基本的に返済途中で金利が変わります。10年固定なども固定金利期間が終了すれば、その時点で金利タイプを選択し、その時点での金利が適用されます。長い間、住宅ローン金利は低水準で推移していますが、日銀は2%程度のインフレ目標を掲げています。景気動向次第では金利上昇の可能性は、これまでよりは高くなると考えておいたほうが無難です。ただし急激な金利上昇はないでしょうから、過剰な心配はしなくてもいいでしょう。

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