白石聖、浮所飛貴は「天性のアイドル」青春ラブストーリー挑戦も実はキャラが逆!?
これまでにも元気だったり天真爛漫だったりするキャラクターを演じたことはありますが、どちらかというと、静かに感情を訴えたり、狂気的な部分を持っている役柄のほうへの印象を持っていただいていたので、つかさのような等身大の女子高校生を演じられるのはすごく嬉しかったです。原作を読んでも、本当に応援したくなる女の子で、すごく感情移入できました。とにかく有馬くんのことが好き! という軸を大切にしながら演じました。
――これまでの役とは違う表現もありましたか?
白石:たとえば、最初に有馬くんから「シャー芯貸して」とお願いされるシーン。すごく距離が近くてドギマギするのですが、そうした気持ちが、画面を通じてもみなさんにはっきり伝わるように心がけました。嬉しいとか楽しいとか、溢れちゃったものは、抑えるのではなくて見せてしまっていいと思ったので、自分をよく見せようとか、映りを気にしたりせずに演じていきました。
○■実際につかさっぽいのは?
――撮影現場でのエピソードを教えてください。
白石:浮所さんはすごく優しかったです。
アイスを買ってきてくれました。
浮所:白石さんが好きなアイスがあるという話をしていて、チョコとキャラメルのだけれど名前が思い出せないと言ってたんです。