有村架純、『るろ剣』十字傷のシーンに乗せた思いは…これまでと違う佐藤健に驚きも
○■シリーズの根源に巴がいる
――シリーズの最後に出演となりまして、巴という待望のキャラクターを演じることについての責任やプレッシャーというのは改めていかがでしたか?
私は『るろうに剣心』には今まで映画でしか触れていなかったのですが、今回のお話を伺った時に、「本当に人気のキャラクターだ」ということを伺っていて。そこに土足で足を踏み入れることになってしまったらどうしようと考えたんですけど、大友監督とまたお仕事をご一緒できることがとても嬉しくて、健さんも何度もお仕事させていただいていますし、飛び込んでみたいと思いました。大友監督やプロデューサーさんからも直々に言葉をいただいていましたし、きちんとその言葉を背負って参加させていただきました。
――どういう言葉をもらっていたんですか?
「みんなが待ち望んでいた作品で、巴がいないと成立しない」と伺っていましたね。健さんは"あの"剣心の役作りが巴から始まっている、この10年ずっとシリーズの根源は巴だということをおっしゃっていました。――大友監督とは『3月のライオン』でご一緒されたと思いますが、その時もこれまでの有村さんと違うイメージのキャラクターになっていた印象があります。